2023年、Web3・暗号資産市場を席巻した分野とは?=コインゲッコー

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ヘッドライン

  • コインゲッコーが27日に公開した「23年の暗号資産市場を席巻したナラティブ」調査によれば、AI、GameFi、ミームコインといった話題が2023年に多くの投資家の注目を集めた
  • 同分析はボットを除く139カテゴリーのウェブトラフィックをもとに、1月1日から12月21日までのデータを使用
  • 同社は特にAIは、ChatGPTの台頭を受け技術業界全体で関心が高まり、Web3・暗号資産市場にもその影響が及んだと指摘した
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コインゲッコーは27日、独自レポート「人気暗号資産の2023年総括」を公開した。AI(人工知能)、GameFi、ミームコインといった話題が23年に多くの投資家の注目を集めた。

ボットを除く139カテゴリーのウェブトラフィックをもとに、1月1日から12月21日までのデータをまとめた。

Web3・暗号資産の話題上位15傑では、AI、ゲーミング、ミームコイン、ソラナエコシステム、BRC-20、現実資産(RWA)、レイヤー1、DeFi(分散型金融)、レイヤー2、イーサリアムエコシステム、アバランチエコシステム、NFT、DePIN(分散型物的インフラストラクチャーネットワーク)、スマートコントラクトプラットフォーム、FTXホールディングスが名を連ねた。

AIは、ChatGPTの台頭を受け技術業界全体で関心が高まり、Web3・暗号資産市場にもその影響が及んだと指摘した。AIトークンの中でAkash Network(AKT)は年間最高値が1月1日の13倍に達し、最大のAI関連トークンであるRender(RNDR)も最大12倍の価格上昇を見せた。AIとブロックチェーンの統合はアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)メサーリなど各社が24年の展望でその可能性を示唆している。

GameFiも10.5%の関心を集め、23年に飛躍した分野となった。大手ゲーム会社がブロックチェーンゲーム開発に参入し、Illuvium(ILV)やGods Unchained(GODS)などのゲームがEpic Gamesストアで成功を収めた。GameFiトークンの中でImmutableX(IMX)は最大7倍の価格上昇を記録した。同社の11月の調査では、18年から23年に立ち上げられたWeb3ゲームの約75%が失敗したと報告されていた。米市場分析会社Fortune Business Insightsのこのほどの報告によれば、ブロックチェーン・ゲーム市場は30年までに約90兆円の規模に成長する見込みだ。

ミームコイン・ソラナ・BRC-20なども23年の暗号資産市場を牽引

ミームコインは全体の8.3%の関心を集め、3番目に大きなトラフィックを記録した。ソラナエコシステムのBonkが129倍の価格上昇を達成や、ぺぺ(PEPE)やHarryPotterObamaSonic10Inu(BITCOIN)など、特定のミームコインへの注目がブームを牽引した。

ソラナ(SOL)エコシステムは7.2%の関心を集め、FTXの崩壊後の市場全体の下落期を経て、年間最低値から11倍の価格上昇を達成した。21日には時価総額419億ドルを突破し、ビルドアンドビルド(BNB)を抜いて第5位の暗号資産に浮上した。27日には日・週間のDEX(分散型取引所)取引量においてイーサリアムエコシステムを上回った。同社はソラナの復活は、ソラナ開発者たちがチェーンの改善を続け、ShopifyやVisaなどのweb2大手との重要なパートナーシップを築いたことに起因するとした。

BRC-20もビットコインエコシステム内で注目され、7.1%の関心を集めた。これらのトークンは、ビットコインスペース内の活動を促進し、Ordi(ORDI)は価格が最大5倍に高騰。ビットコインエコシステムの活況を受け、5月にはトランザクション手数料が一時$37以上に上昇した。28日時点でBRC-20の時価総額は20億6967万ドルに上る

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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