「マッドマネー」司会者のジム・クレイマー氏は、AIデータセンター関連銘柄が市場の主導権を取り戻しつつあると述べた。同氏が挙げた6銘柄は、いずれも水曜日に上昇して引けた。
このグループは数週間にわたり金融、ヘルスケア、小売関連銘柄の後塵を拝していた。クレイマー氏は、ここ数日の一連の動きによりAIインフラ関連株に対する自信を回復したと説明した。
なぜAIデータセンター関連株は失速したのか
クレイマー氏は、かつて注目を集めたAIインフラ関連株が6月下旬から鈍化し始めたと指摘した。この下落基調は7月の大半を通じて続いた。
「このグループが低迷する間にも、金融、ヘルスケア、小売株は好調だった」と同氏は語った。
6銘柄はいずれも大幅に上昇した後、5月初旬あるいは6月にかけて反落した。その後、7月下旬まで低迷した。コアウィーブ(CRWV)はこの間に56%下落した。
スーパーマイクロ・コンピュータ(SMCI)は53%下落、ネビアス(NBIS)は48%減。ルメンタム(LITE)は43%減、インテル(INTC)は42%下落した。ナスダック100は11%減にとどまった。
流れが変わったのはSituational Awarenessのポジション解消強制がきっかけだった。水曜日の取引は、その回復力を示す新たな証左となった。
ネビアスが34.14%の上昇でトップ。コアウィーブは19.28%、スーパーマイクロは19.02%上昇。ルメンタムは13.63%、インテルは3.32%、エヌビディア(NVDA)は3.03%高となった。
「きょうの取引の重要性は何度強調しても足りない」とクレイマー氏は述べた。
クレイマー氏の自信を回復させた要因
クレイマー氏は、株価はピークを下回っているものの「さらなる上昇への機運がうかがえる」と指摘。圧力が和らいだことを示す最近の複数の事象に着目した。
- インテルは投資家の需要を十分に集めて株式売出額を150億ドルから200億ドルに拡大した
- スーパーマイクロとルメンタムは予想を上回る業績を発表し、続いてネビアスも好結果だった。ただしスーパーマイクロは売上高予想を下回った点も注目
- コアウィーブの業績は、旧型エヌビディアGPUの価値が懐疑派の予想よりも長持ちすることを示した
- さらに水曜日のインフレ指標発表が金利への圧力を緩和し、グロース株への重荷を軽減した
2026年のAIデータセンター関連6銘柄のパフォーマンス
注目すべきは、6銘柄すべてが本年、S&P500指数をアウトパフォームしている点だ。Google Financeのデータによれば、S&P500は年初来で12.98%の上昇にとどまる。
ネビアスは209.64%で首位、続いてインテルが173.58%、ルメンタムが152.98%の上昇。コアウィーブは50.4%高、スーパーマイクロは28.5%高、エヌビディアは20.16%高となった。
「きょう朝、ロケットのように6頭の伝説的な“雄牛”、スーパーマイクロ、エヌビディア、インテル、ネビアス、ルメンタム、コアウィーブが柵から飛び出し、これらの企業に逆張りする危険性を理解していなかった懐疑派をなぎ倒した」とクレイマー氏は述べた。
今後懸念されるのは、この上昇がどこまで続くのか、6銘柄が再び過去最高値を奪還できるかどうかである。
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