トラスティッド

コインチェックIEOのメリット・デメリットと始め方

14分
投稿者 Ikkan Kawade
編集 Shigeki Mori

ヘッドライン

  • コインチェックのIEOとは、国内最大級の暗号通貨取引所「コインチェック」が運営するIEOプラットフォーム
  • コインチェックIEOは、2021年のパレットトークンから始まり、2023年にはフィナンシェトークンのIEOが実施された
  • 国内最大のIEOとして、コインチェックIEOに参加するプロジェクトが今後増えていく可能性が高い

IEOとは、企業やプロジェクトが発行するトークンを、取引所が審査・販売する新たな資金調達方法です。コインチェックは、国内最大級の暗号通貨取引所として、2021年にパレットトークンのIEOを実施し、大きな注目を集めました。

そこで本記事では、コインチェックIEOのメリット・デメリット、始め方について解説します。IEOに興味がある人はぜひ最後までご覧ください。

IEOとは?

ビットコイン(BTC)カバー

暗号通貨のIEO(Initial Exchange Offering)とは、暗号資産取引所が企業やプロジェクトを精査し、トークン発行を通じた資金調達を支援する仕組みのこと。

IEOを実施するプロジェクト側の流れとしては、以下です。

  • IEOを実施したいプロジェクトが、暗号資産取引所にトークン発行の申請を行う
  • 取引所は、トークンの設計やプロジェクトの実現可能性などを審査
  • 基準を満たすと判断された場合、IEOの実施を承認

承認されたIEOでは、取引所がトークンの販売を行います。投資家は、取引所に口座を開設し、募集開始日にトークンを購入することができます。IEOで集められた資金は、プロジェクトの開発や運営に使用されます。

IEOは、ICO(Initial Coin Offering)と似ていますが、以下の2つの点で異なる点があります。

  • トークンの販売は、暗号資産取引所が行う
  • トークンは、IEOを実施した取引所に上場する

ICOは、企業やプロジェクトが直接投資家から資金調達を行うため、詐欺などのリスクが懸念されていました。 しかしIEOでは、暗号資産取引所がトークンの審査を行うため、ICOに比べてリスクを軽減できると考えられています。

また、IEOでは、トークンが取引所への上場が前提になっているため、投資家はトークンをすぐに売却して現金化できるというメリットがあります。IEOは、暗号資産業界の新たな資金調達の手段として注目を集めていおり、今後も、IEOを実施する企業やプロジェクトが日本国内からも増えることが予想されます。

コインチェックIEOとは?

コインチェックのIEOとは、国内最大級の暗号通貨取引所「コインチェック」が運営するIEOプラットフォーム。コインチェックが企業やプロジェクトが発行するIEOトークンの審査、販売を行い、プロジェクトの資金調達を支援するための仕組みです。

コインチェックは、マネックスグループの子会社であり、日本国内で大きな影響力を持つ暗号通貨取引所。2021年にCoincheck IEOプラットフォームを立ち上げ、2021年のパレットトークンから実施、2023年にはフィナンシェトークンのIEOが実施され、複数のIEOを成功させています。また、国内初のIEOもコインチェックIEOにて実施されました。

コインチェッIEOに参加するためには、コインチェックでアカウントを開設し、日本円を入金、IEOへの申込、抽選に当選する必要があります。コインチェックIEOは、国内でも人気のIEOプラットフォームであるため、抽選に外れる場合もあります。

しかし、コインチェックIEOは、日本の暗号通貨市場においても大きな役割を果たしており、Web3時代の新しい資金調達方法として注目されています。

コインチェックIEOのメリット

ビットコイン(BTC)

コインチェックIEOのメリットについて、解説します。

  • コインチェックが審査を行うため、安全性が高い
  • コインチェックユーザーであれば、誰でも参加できる
  • コインチェックのユーザー基盤を活用して、トークンの認知度向上が図れる

コインチェックIEOのメリット①:コインチェックが審査を行うため、安全性が高い

コインチェックは、国内最大級の暗号通貨取引所であり、金融庁から登録を受けています。信頼性の高い取引所がIEOトークンの審査を行い、安全性が高く、厳選された銘柄のみが上場するため、IEOプロジェクトの信頼性が担保されているといえるでしょう。

コインチェックIEOのメリット②:コインチェックユーザーであれば、誰でも参加できる

コインチェックIEOでは、取引所がトークンの販売を行うため、コインチェックユーザーなら誰でも参加することができます。

ICOでは、プロジェクトのウェブサイトなどからトークンを購入する必要があったため、海外プロジェクトに参加するためには、海外の取引所に口座を開設する必要がありました。しかし、コインチェックIEOであれば、コインチェックユーザーなら誰でも参加できるため、IEOに参加するハードルも低いです。コインチェックIEOの大きなメリットといえます。

コインチェックIEOのメリット③:コインチェックのユーザー基盤を活用して、トークンの認知度向上が図れる

コインチェックのアプリダウンロード数は、累計540万ダウンロードを突破しており、国内最大規模のユーザー数を誇ります。コインチェックIEOでは、コインチェックのユーザー基盤を活用して、トークンの認知度向上や流動性の拡大が図ることができ、IEOプロジェクト側にとっては、大きなメリットです。

また、IEOで販売されたトークンは、コインチェックの取引所で取扱われるため、一定の流動性も担保されています。

コインチェックIEOのデメリット

コインチェックIEOのデメリットについて解説します。

  • 抽選方式であるため、必ずしもIEO参加できるとは限らない
  • IEO上場後の、価格変動リスクがある

コインチェックIEOのデメリット①:抽選方式であるため、必ずしもIEO参加できるとは限らない

コインチェックIEOでは、抽選方式でトークンが販売されます。そのため、必ずしも参加できるとは限りません。

具体的には、IEOの申込者が販売数量を上回った場合、抽選によって当選者が決定されます。そのため、抽選に外れた場合は、トークンを取得できない可能性があります。

コインチェックIEOのデメリット②:IEO上場後の、価格変動リス

IEOで購入したトークンは、上場後すぐの売却して利益を上げるユーザーが多いことから、がIEO上場後、IEOトークンの価格が大きく下落する可能性もあります。

また、トークンの価格は、市場の需要や供給によって変動するため、IEOに参加してトークンを購入できたとしても、価格が上昇せず、下落するリスクもあります。

IEOに参加する際は、余剰資金で参加し、生活に支障が及ばない範囲でIEOに参加しましょう。

コインチェックIEOの始め方

  • コインチェックでアカウントを開設
  • 取引所に入金・IEOに申込
  • 抽選・IEOトークンに交換

コインチェックIEOの始め方①:コインチェックでアカウントを開設

コインチェックIEOに参加するためには、コインチェックの口座開設が必要であるため、まずは、Coincheckのアカウントを開設します。

アカウント作成には、以下の情報が必要です。

  • メールアドレス
  • パスワード
  • 氏名
  • 生年月日
  • 住所
  • 本人確認書類

コインチェックIEOの始め方②:取引所に入金・IEOに申込

口座開設が完了したら、日本円の入金。入金が完了したら、IEOの申し込みを行います。IEOの申し込みは、IEOの開催期間中に行うことができ、IEOの申し込みは、コインチェックのアプリまたはWebサイトで行うことができます。

IEOの申し込みには、以下の手順が必要です。

  1. 申込口数の選択
  2. 申込金額の入力
  3. 申込の確認

コインチェックIEOの始め方③:抽選・IEOトークンに交換

IEOの抽選結果は、IEOの開催期間終了後に発表され、抽選結果は、コインチェックのアプリまたはWebサイトで確認することができます。

抽選に当選した場合、トークンはIEOの開催期間終了後に、コインチェックの口座に自動的に振り込まれます。

まとめ:コインチェックIEOが、今後増えていく可能性が高い

本記事では、コインチェックIEOのメリット・デメリット、始め方について解説しました。コインチェックのIEOとは、国内最大級の暗号通貨取引所「コインチェック」が運営するIEOプラットフォーム。コインチェックIEOでは、信頼性の高い取引所が審査を行うため、安全性が高く、トークンの認知度向上が図れるといったメリットがある一方、トークンの価格変動リスクなどもIEOには存在します。

コインチェックIEOに参加する人は、IEOのメリット・デメリットがあることを理解した上で、参加するようにしましょう。

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2020年よりBTC投資をはじめる。同時に、暗号資産ブログとSNSの運用を開始。DeFiでの資産運用・Play to Earnゲーム・国内NFTへの投資も積極的に行う。メタバースに深い関心があり、「メタバースへの移住」が目標。
筆者の紹介を全文表示
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