ArthSwap（アーススワップ）とは、日本発のパブリックブロックチェーンであるAstar Network上のDEX（分散型取引所）。近年、暗号通貨市場では、DeFi（分散型金融）に多くの資金が集まっており、その人気が高まっています。
そこで本記事では、「ArthSwap（アーススワップ）」の使い方について解説します。ArthSwapに興味がある人や、これからASTRを運用したい人は、ぜひ最後までご覧ください。
ArthSwap（アーススワップ）とは？
ArthSwap（アーススワップ）とは、日本発のパブリックブロックチェーンであるAstar Network上のDEX（分散型取引所）です。
Arthswapでは、ASTRなどのトークンスワップ・流動性提供・ステーキングをしたりすることができ、また独自のガバナンストークンであるARSWを保有することで、取引手数料を抑えることも可能です。
ArthSwap（アーススワップ）でできるステーキング種類
ArthSwap（アーススワップ）でできるステーキング種類を解説します。
- ARSWステーキング
- 流動性ファーミング
- IDOステーキング
ArthSwapのステーキング種類①：ARSWステーキング
ArthSwapの独自トークンである「ARSW」をステーキングすることで、報酬としてARSWを受け取ることができるステーキング方法です。報酬率は、現在のネットワークの状態や、ステーキングしているARSWの量によって変動します。
ARSWステーキングは、ArthSwapプロトコルのガバナンストークンとしても機能しており、ステーキングしたARSWに応じて、プロジェクトの意思決定に参加することができるのが特徴です。
ArthSwapのステーキング種類②：流動性ファーミング
2つの暗号通貨を組み合わせた流動性プールにトークンを預けることで、報酬としてトークンを受け取ることができるステーキングです。
ユーザーはアーススワップのプラットフォーム上で、2つの暗号通貨を同等の数量でペアリングし、流動性プールに預け入れ、取引所の流動性を高めることで、その報酬として取引手数料の一部が分配されます。
関連記事：流動性マイニングの仕組みと注意点を解説
ArthSwapのステーキング種類③：IDOステーキング
IDOステーキングは、ArthSwapで開催されるIDOに参加するためのステーキングで、DEX（分散型取引所）で新規トークンの販売を行う仕組みです。抽選に当選すると、IDOで販売される新規トークンを、通常よりも安価に購入することができるため、大きな利益を得られるチャンスがあり、人気も高くなっています。
参加するためには、ARSWを一定期間ステーキングする必要があり、ステーキング期間中にARSWの数量を減らしたり、ステーキングを解除したりすると、IDOへの参加資格を失うので注意しましょう。
ArthSwap（アーススワップ）の使い方
ArthSwapの各ステーキングについての使い方を解説します。
ArthSwap（アーススワップ）の使い方①：ARSWステーキング
ARSWステーキングは、以下の手順で行います。
- メニューの「Staking」をクリックし、「Stake」の欄に、ステーキングしたいARSWの量を入力
- 「Stake」ボタンを押して、ウォレットでトランザクションを承認。ステーキングが完了すると、「Your Stake」の欄にステーキングしたARSWの量が表示されます
- 引き出す場合は、「Unstake」ボタンを押して、ウォレットでトランザクションを承認
ArthSwap（アーススワップ）の使い方②：流動性ファーミング
流動性ファーミングは、以下の手順で行います。
- メニューから「Farm」を選択し参加したい流動性プールをクリック。「Add Liquidity」ボタンが表示されるため、ボタンをクリックして、流動性を提供する
- 入力したトークンの量と価格が表示されたら、「Supply」ボタンをクリック。トランザクションが承認されると、流動性LPトークンがウォレットに送られます
- LPトークンを受け取ったら、「Farm」ページに戻り、参加した流動性プールを再度クリック。「Stake LP」ボタンが表示されたのちに、ステーキングするLPトークンの量を入力。「Confirm」ボタンをクリックして、トランザクションを承認
- ステーキングが完了すると、「Farm」ページでステーキングしたLPトークンの量や獲得した報酬（ARSW）の量が表示されます
ArthSwap（アーススワップ）の使い方③：IDOステーキング
IDOステーキングは、以下の手順で行います。
- メニューから「IDO」を選択し、参加したいIDOプロジェクトを見つけます。IDOプロジェクトの詳細や参加条件を確認
- 参加条件を満たすために、必要な量のARSWをステーキング。ステーキングするには、「Stake ARSW」ボタンをクリック
- IDOが開始されると、「Join IDO」ボタンが有効になるため、ボタンをクリックして、IDOに参加。IDOに参加すると、トークンを購入するためのウィンドウが表示されるので、購入したいトークンの量と支払い方法を選択し、トランザクションを承認します
ArthSwap（アーススワップ）を使う際の注意点
ArthSwap（アーススワップ）を使う際の注意点を解説します。
- バグやセキュリティリスク
- ARSWトークンの価格変動
ArthSwapの注意点①：バグやセキュリティリスク
ArthSwapはリリースしてまだ新しいプロジェクトであるため、バグやセキュリティの問題が発生する可能性もあると考えられます。
バクなどが発生すると、ASTRトークンの下落にもつながるため、最新の情報を各SNSや公式サイトにてチェックしておきましょう。
ArthSwapの注意点②：ARSWトークンの価格変動
ArthSwapはARSWというネイティブトークンを発行しており、その価値は市場の需給によって変動します。
ARSWはArthSwapのガバナンスやインセンティブに使われますが、投機的な取引によって価格が激しく変動することもあります。そのため、ARSWを購入する際には、自分のリスク許容度や投資目的を明確にすることが重要です。
まとめ：ArthSwap（アーススワップ）でASTRを運用してみよう
本記事では、ArthSwapの使い方とステーキング手順について解説しました。
ArthSwap（アーススワップ）とは、日本発のパブリックブロックチェーンであるAstar Network上のDEX（分散型取引所）で、リリースされたばかりですが、すでに多くのユーザーに利用されており、今後も成長が期待されています。
ArthSwapはAstar Networkの基盤となるDEXであるため、Astar Networkの成長と共に、利用者も増加していくと予想されます。ASTRを長期保有する人は、ぜひ本記事を参考にArthSwap上で運用してみてください。
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