トラスティッド

Bybit(バイビット)取引所の概要やメリット・デメリットを解説

11分
投稿者 Ikkan Kawade
編集 Shigeki Mori

ヘッドライン

  • Bybitはシンガポールに本社を置く暗号通貨取引所で、バイナンスと並ぶ世界最大級の取引所の1つ
  • 先物取引やパーペチュアル取引などの多彩な取引オプションを提供しており、日本語にも対応していることが特徴
  • 今後も規制を遵守しながら、積極的に各国でサービスを展開していくいことが予想される

Bybit(バイビット)は、2018年に設立された暗号通貨の取引所で、バイナンスと並ぶ世界最大級の取引所の1つです。現在多くの規制当局からの視線も集まっていますが、デリバティブ取引に特化したプラットフォームとして、世界的にサービスを提供しています。

そこで本記事では、Bybitの概要と規制状況、メリットとデメリットについて解説しています。Bybitに興味がある人や、デリバティブ取引に興味がある人は、ぜひ最後までご覧ください。

暗号通貨取引所Bybit(バイビット)とは?

Bybit(バイビット)は、2018年に設立されたシンガポールに本社を置く暗号通貨取引所で、バイナンスと並ぶ世界最大級の取引所の1つ。ビットコインイーサリアム、そのほか主要通貨などに加え、先物取引やパーペチュアル取引など、多彩な取引オプションが利用可能、幅広い取引ツールを揃えています。

独自のリワードやプロモーションシステム、独特なサービス展開にも力を入れており、ユーザーからの高い評価を受けているのも特徴です。今後も需要の増加に伴い、取り扱う暗号通貨の拡大、幅広いサービス展開が期待されています。

Bybit(バイビット)取引所の歴史

Bybit創業者のベン・シュウ(Ben Zhou)氏は、中国の金融業界で長年の経験を積んでおり、Bybitを創業する以前は、中国の金融系スタートアップで取締役に従事。その後「暗号通貨のデリバティブ取引に革新をもたらす」というビジョンを持ち、Bybitを設立しました。

現在は、中国の規制強化に対応するために、本拠地を香港やマルタなどに移転しており、ドバイに本社を置いています。日本やカナダなどの国から規制当局から警告を受けましたが 、200カ国以上のユーザーにサービスを提供しており、取引量や流動性の面でトップクラスの取引所となっています。

Bybit(バイビット)取引所の重要数値

2023年10月現在、Bybitは世界200カ国以上にサービスを展開しており、100種類以上の暗号通貨をサポート、357種類の取引ペアを提供しています。流動性のある取引ペアは400種類以上あり、24時間の現物取引量は約16億6,000万ドルとなっています。

取引量は、バイナンスに次ぐ世界第2位の取引量となっており、Bybitは、デリバティブ取引に特化している取引所ですが、現物取引の取引量も着実に拡大しているといえるでしょう。

Bybit(バイビット)の規制状況

Bybitは、一部の国や規制当局から警告を受けており、実際にアメリカの規制当局である米商品先物取引委員会(CFTC)から登録を受けていないため、米国のユーザー向けにはサービスを提供していません。

また、イギリスにおいても、Bybitは、2023年10月に施行された規制により、FCA(金融行動監視機構)に登録する必要があるとされていましたが、要件を満たしていなかったため、イギリスでのサービスを停止することを発表しています。

現状、規制の目が厳しくなりつつありますが、Bybitは今後も継続して規制を遵守しながら、今後も世界中にサービスを提供していくと考えられます。

Bybit(バイビット)のメリット

Bybit取引所のメリットについて解説します。

  • デリバティブ取引に特化している
  • 取引手数料が低い
  • 日本語にも対応している

Bybit取引所のメリット①:デリバティブ取引に特化

Bybitは、現物取引だけでなく、先物取引、オプション取引、永久先物取引などのデリバティブ取引にも対応しています。デリバティブ取引では、レバレッジを活用することで、少額の資金で大きな利益を狙うことができます。

しかし、レバレッジはリスクを高めるため、取引を行う際は十分な注意が必要です。

Bybit取引所のメリット②:取引手数料が低い

Bybitの取引手数料は、現物取引で無料、デリバティブ取引で0.075%と、業界内でも低水準となっています。バイナンスの取引手数料は、現物取引で0.1%、デリバティブ取引で0.1%で、より取引手数料を抑えたい人は、Bybitがおすすめです。

また、Bybitでは、メーカーとテイカーという2種類の注文タイプによって手数料が異なり、メーカーには手数料がかからず、むしろ0.025%の報酬が支払われ仕組みになっています。

Bybit取引所のメリット③:日本語にも対応している

日本語を含む15の言語に対応しており、日本人ユーザーにも使いやすい環境が整っています。公式サイトやアプリも日本語対応されており、日本語のカスタマーサポートも提供しています。

24時間365日チャットやメールで問い合わせることが可能であるため、初心者の人でも安心して利用できるのがメリットです。

Bybit(バイビット)のデメリット

Bybit取引所のデメリットについて解説します。

  • レバレッジ取引のリスク
  • 出金手数料が高い

Bybit取引所のデメリット①:レバレッジ取引のリスク

Bybitは、デリバティブ取引に特化した取引所です。デリバティブ取引では、レバレッジを活用することで、少額の資金で大きな利益を狙うことができます。しかし、レバレッジはリスクを高めるため、注意が必要です。

最大レバレッジが100倍まで設定できますが、レバレッジを高く設定すると、損失も大きくなります。そのため、レバレッジ取引を行う際は、リスクを十分に理解した上で、慎重に取引を行うようにしましょう。

Bybit取引所のデメリット②:出金手数料が高い

出金手数料が高い点も、デメリットの1つです。Bybitでは、出金時にネットワーク手数料を支払う必要があり、暗号通貨の価格やネットワークの混雑状況によって変動しています。

ビットコインの場合、出金手数料は0.0005BTCとなっており、そのほか大手取引所と比較してもかなり高く設定されているのが現状です。また、出金回数にも制限があり、現在、1日に3回までの出金回数となっています。

まとめ:Bybit(バイビット)は規制を遵守しながら各国でサービスを展開

本記事ではBybit(バイビット)取引所の概要や規制状況、メリット、デメリットについて解説しました。Bybitは、2018年に設立された暗号通貨取引所であり、世界最大級の取引所の1つです。先物取引やパーペチュアル取引などの多彩な取引オプションを提供しており、日本語にも対応していることが特徴です。

今後もBybitは、規制を遵守しながら各国でサービスを展開していくいことが予想されます。Bybitに興味がある人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

ベスト暗号資産取引所
Bitget Bitget 見る
Phemex Phemex 見る
Margex Margex 見る
Bybit Bybit 見る
Coinrule Coinrule 見る
ベスト暗号資産取引所
Bitget Bitget 見る
Phemex Phemex 見る
Margex Margex 見る
Bybit Bybit 見る
Coinrule Coinrule 見る

Follow us on:

X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル

免責事項 - Disclaimers

当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報をもとに読者が取る行動は、あくまでも読者自身のリスクで行うものとします。「Learn」サイトでは、質の高い情報を提供することを第一に考えています。私たちは、読者にとって有益な教育的コンテンツを特定し、調査し、作成するために時間をかけています。この基準を維持し、素晴らしいコンテンツを作成し続けるために、私たちのパートナーは、私たちの記事への掲載に対して手数料を支払う場合があります。しかし、これらのコミッションは、偏りのない、誠実で有益なコンテンツを作成するためであり、私たちの活動プロセスに影響を与えることはありません。

Frame-2204.png
2020年よりBTC投資をはじめる。同時に、暗号資産ブログとSNSの運用を開始。DeFiでの資産運用・Play to Earnゲーム・国内NFTへの投資も積極的に行う。メタバースに深い関心があり、「メタバースへの移住」が目標。
筆者の紹介を全文表示
スポンサー
スポンサー