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メルセデス・ベンツ初のNFTコレクションMaschine、8日発売

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ドイツ自動車大手メルセデス・ベンツは8日午前2時より、同社初となるNFTコレクション「Maschine」のオークション販売を開始する。このNFTは、ベンツのWeb3部門メルセデス・ベンツNXT、クリエイターのHarm van den Dorpel氏、アートコレクターFingerpoints DAOの共同制作による計1000点のジェネレーティブアート(コンピュータによって自動生成されたアート)。

今回、運営保有分を除く981点が8日午前2時よりダッチオークション(開始と共に価格が下がっていく)形式で販売される。開始価格は3ETH(約80万円)に設定され、90分間で0.2ETHまで価格が下がる。完売となった時点でオークションは終了。なお、オークションに参加できるのは世界32カ国の居住者のみだが、日本も含まれている。

Maschine NFTは新しいスマートコントラクトを実装。これによりオークション参加者は、入札金額とオークション完売時の最終的な販売価格との、差額の払い戻しができる。また、払い戻しの代わりに差額分の他作品を購入することも可能。

Maschine NFTのデザインテーマは、動き・速度・知覚。物体が回転しながら加速するときに起こる、放射状のパターンが描かれている。これは、車輪が実際の速度や方向とは反対に回転しているようにみえる、ワゴンホイール効果から着想を得ている。

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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