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メタマスク、セキュリティ・アラート機能リリース|暗号通貨詐欺を防止

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ヘッドライン

  • 暗号資産ウォレットMetaMask(メタマスク)は1日、Web3セキュリティ企業Blockaidと協業し、セキュリティ・アラート機能をリリースした
  • 同機能では、プライバシーを保護しながら悪意のあるトランザクションを事前に検知することで、暗号通貨詐欺からユーザーの資産を保護できる
  • 同機能は現在、ブラウザ拡張機能のみ対応。11月中にモバイルアプリに対応する予定。
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米ブロックチェーン技術企業Consensysは1日、同社が開発する暗号資産(仮想通貨)ウォレットMetaMask(メタマスク)について、新たにセキュリティ・アラート機能をリリースした。同機能はWeb3セキュリティ企業Blockaidとの協業によるもの。プライバシーを保護しながら、悪意のあるトランザクションを事前に検知することで、暗号通貨詐欺からユーザーの資産を保護できる。

分散型アプリケーション(DApps)を利用するには、ウォレットの接続(Connect)、コントラクトの承認(Approve)、コントラクトへの署名(Sign)など、暗号資産ウォレットを使った操作が必要となる。暗号資産詐欺を巡っては、正常な取引に見せかけた悪意のあるDAppsやコントラクトへの接続・署名などを促し、ユーザーの資金を盗むハッキング事件が多発している。

メタマスクとBlockaidの開発チームは、全てのメタマスクユーザーが同機能を利用できるようになれば、数十億ドル規模のハッキング被害を未然に防げると試算している。

メタマスク「セキュリティアラート機能」の設定方法

メタマスクのセキュリティ・アラート機能は現在、ブラウザ拡張機能のみ対応。11月中にモバイルアプリに対応する予定だ。ユーザーは任意で同機能を設定し適用できるが、24年3月までにはデフォルトで利用できるようにする。設定方法は以下の通り。

  1. ブラウザ拡張機能版メタマスクを展開し、ポップアップ画面右上の点線部分をクリック
  2. 設定ボタンをクリック
  3. 試験運用タブをクリック

同タブを開いた後、OpenSea + Blockaid(ベータ)をスライドし、「オン」にする。

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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