マイクロソフトは24年内に、AI機能をネイティブ搭載したSurface Pro 10とSurface Laptop 6を発売する。Windows Centralが29日、報じた。これらのデバイスは次世代ニューラル・プロセッシング・ユニット(NPU)を備え、IntelとArmの両方のオプションが提供される。
What's next for Surface? We detail the upcoming Surface Pro 10 and Surface Laptop 6 in our EXCLUSIVE report:
— Windows Central (@WindowsCentral) December 28, 2023
LINK: https://t.co/YAJCq8muub #SurfacePro10 #SurfaceLaptop6
特に、ArmベースのデバイスはQualcommのSnapdragon Xチップで駆動し、コードネーム「CADMUS」として知られる。マイクロソフトがWindowsの将来バージョンに組み込むAI機能を実行するよう設計されており、Appleシリコンに匹敵する性能、バッテリー寿命、セキュリティの向上が期待される。Intelバージョンは最新14世代チップを搭載している。
角を丸めたデザインを採用し、新型のType CoverにはWindows Copilotを開くボタンが搭載される。Surface Laptop 6では、13.8インチのディスプレイを搭載する小型モデルと、サイズ変更のない15インチモデルが用意される。両モデルともに角を丸めたディスプレイと薄いベゼルが特徴。USB-Cポート2つ、USB-Aポート1つ、Surface Connect充電ポート1つが搭載される他、ハプティックタッチパッドとWindows Copilot専用のキーボードボタンが備わる。マイクロソフトはこれらの新製品を来年リリース予定だ。
マイクロソフト19日、音楽生成AI「Suno」と提携し、CopilotにAIによる音楽制作機能を導入。ユーザーは音楽的なバックグラウンドに関わらず、簡単なプロンプトで個性的でパーソナライズされた曲を作成が可能となる。11月には年次カンファレンスMicroSoft IgniteでカスタムAIサービス「Microsoft Copilot Studio」を発表していた。同製品はMicrosoft365用Copilotをカスタマイズし、スタンドアローンのCopilotを構築するためのツール。
AI×既存デバイスの統合が加速
AIをネイティブ統合した機器が昨今台頭してきている。グーグルは10月、Google AIを搭載した新型スマートフォン「Google Pixel 8/8 Pro」の日本での一般販売を開始した。Proモデルでは7日に発表された新型マルチモーダル型の生成系AI「Gemini」のジェミニナノが使用可能となっている。
アナリストのジェフ・プー氏は10月、アップルは24年後半、新型iPhoneとiOSに生成AI技術を実装する見通しだと投資家向けレポートに記載した。同社はすでに大規模なAIサーバーを構築しており、クラウドベースのAIおよび、デバイス上でのデータ処理を行う「エッジAI」を提供する予定だ。Meta(旧フェイスブック)は10月、自社イベントMeta Connectdeで次世代スマートグラス「Ray-Ban Meta smart glasses」を発表。10月17日から発売が開始された。OpenAI率いるサム・アルトマン氏もソフトバンクグループの孫会長などとともに、AIデバイスの開発に向けてプロジェクトを進めている。
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