マイクロソフト、24年にAIネイティブ搭載の「Surface」を販売開始へ

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更新 Shota Oba

ヘッドライン

  • マイクロソフトは24年内に、AI機能をネイティブ搭載したSurface Pro 10とSurface Laptop 6を発売する
  • Windows Centralの報じたところによれば、これらのデバイスは次世代ニューラルプロセッシングユニット(NPU)を備え、IntelとArmの両方のオプションが提供される
  • AIをネイティブ統合した機器が昨今台頭してきており、アップルやOpenAIなどがそれぞれの分野で独自のデバイスとAIが統合された製品を開発している
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マイクロソフトは24年内に、AI機能をネイティブ搭載したSurface Pro 10とSurface Laptop 6を発売する。Windows Centralが29日、報じた。これらのデバイスは次世代ニューラル・プロセッシング・ユニット(NPU)を備え、IntelとArmの両方のオプションが提供される。

特に、ArmベースのデバイスはQualcommのSnapdragon Xチップで駆動し、コードネーム「CADMUS」として知られる。マイクロソフトがWindowsの将来バージョンに組み込むAI機能を実行するよう設計されており、Appleシリコンに匹敵する性能、バッテリー寿命、セキュリティの向上が期待される。Intelバージョンは最新14世代チップを搭載している。

角を丸めたデザインを採用し、新型のType CoverにはWindows Copilotを開くボタンが搭載される。Surface Laptop 6では、13.8インチのディスプレイを搭載する小型モデルと、サイズ変更のない15インチモデルが用意される。両モデルともに角を丸めたディスプレイと薄いベゼルが特徴。USB-Cポート2つ、USB-Aポート1つ、Surface Connect充電ポート1つが搭載される他、ハプティックタッチパッドとWindows Copilot専用のキーボードボタンが備わる。マイクロソフトはこれらの新製品を来年リリース予定だ。

マイクロソフト19日、音楽生成AI「Suno」と提携し、CopilotにAIによる音楽制作機能を導入。ユーザーは音楽的なバックグラウンドに関わらず、簡単なプロンプトで個性的でパーソナライズされた曲を作成が可能となる。11月には年次カンファレンスMicroSoft IgniteでカスタムAIサービス「Microsoft Copilot Studio」を発表していた。同製品はMicrosoft365用Copilotをカスタマイズし、スタンドアローンのCopilotを構築するためのツール。

AI×既存デバイスの統合が加速

AIをネイティブ統合した機器が昨今台頭してきている。グーグルは10月、Google AIを搭載した新型スマートフォン「Google Pixel 8/8 Pro」の日本での一般販売を開始した。Proモデルでは7日に発表された新型マルチモーダル型の生成系AI「Gemini」のジェミニナノが使用可能となっている。

アナリストのジェフ・プー氏は10月、アップルは24年後半、新型iPhoneとiOSに生成AI技術を実装する見通しだと投資家向けレポートに記載した。同社はすでに大規模なAIサーバーを構築しており、クラウドベースのAIおよび、デバイス上でのデータ処理を行う「エッジAI」を提供する予定だ。Meta(旧フェイスブック)は10月、自社イベントMeta Connectdeで次世代スマートグラス「Ray-Ban Meta smart glasses」を発表。10月17日から発売が開始された。OpenAI率いるサム・アルトマン氏もソフトバンクグループの孫会長などとともに、AIデバイスの開発に向けてプロジェクトを進めている

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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