暗号資産（仮想通貨）取引所OKXは1日、新たなオープンソースのBRC-30プロトコルを発表した。同プロトコルは、BRC-20トークンとビットコイン（BTC）のステーキングを可能にし、BRC-30トークンを獲得できるようにするもの。プロトコルはオープンソースで、すべての開発者が開発可能となっている。
BRC-30トークンは、BRC-20トークンまたはビットコイン用に特別に調整されたビットコインネットワーク内のステーキングメカニズムを導入。BRC-30の導入により、ユーザーは自分のBRC-20トークンまたはビットコインをWeb3 Earn上ステークし、そのリターンとしてBRC-30トークンを受け取ることが可能。OKXウォレットは同プロトコルに従い、BRC-30でスタンダードのサポートを追加する。
OKXのチーフイノベーションオフィサージェイソン・ラウ氏は、「ビットコインエコシステムが新たな発展を見せている中、当社はコミュニティ全体の開発者やプロジェクトと協力し、より広範なエコシステムの成長に貢献することを誇りに思う」と語った。
OKXはこれまでビットコインの開発に対し寛容な対応を行なってきた。OKXは2年以上前にライトニングネットワークを取引所に統合。OKX Walletは、Ordinalsマーケットプレイスの立ち上げや、BRC-20取引をサポートする最初のマルチチェーンウォレット。
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