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ビットコインNFT、市場第2位の勢力に|イーサリアムに迫る

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NFTトレード分析ツールCryptoSlamによると23日、ビットコインNFT(Ordinals)の直近30日間における取引高が約1億6700万ドルに達した。これはブロックチェーン別取引高ランキングで、イーサリアム(約3億9400万ドル)に次ぐ第2位。ランキング3位のソラナ(約5500万ドル)とは約3倍の開きがある。

直近30日間におけるブロックチェーン別NFT取引高ランキング(CryptoSlam

ビットコインNFTは1月に実装が完了したばかりの新規格。4月下旬以降、1日あたりの新規発行(インスクリプション)は急増していた。背景として、新技術オーディナルズ・プロトコル(Ordinals Protocol)を活用したトークン規格BRC-20が登場し、ぺぺコイン(PEPE)をはじめ人気ミームコインがBRC-20上で発行・取引が急増していた。

また、ビットコインNFTのBitcoin Frogsは17日から18日にかけて、24時間で約223万ドルの取引高を記録。直近24時間のNFT取引高ランキング(銘柄別)で首位となる好パフォーマンスを示した。同コレクションは、BAYC(Bored Ape Yacht Club)やヘビーメタル(HV-MTL)など米ユガラボ関連のブルーチップ(優良銘柄)NFTを一時的に上回った。

ビットコインNFT(Ordinals)とは:
NFTをビットコインのブロックチェーン上に直接保存できる新技術オーディナルズ・プロトコル(Ordinals Protocol)を利用したもの。1BTCの1億分の1を示す最小単位サトシ(sats)に通し番号をつけ、個々のsatsへの画像・テキスト・音声などのコンテンツ追加を可能にした。なお、Ordinalsを新規発行する行為をインスクリプション(Inscription)、新規発行されたデータはNFTではなくデジタル・アーティファクト(Digital Artifacts)と呼ぶ。

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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