京都に拠点を置く出版社リーフパブリケーションズは17日、日本酒のNFTマーケットプレイス「SAKE WORLD NFT」を11月に開始することを発表した。このサービスは同社運営の日本酒メディアSake World上で展開し、⽇本酒の引換券NFTを販売する。
従来の通信販売と異なる点として、日本酒の引換券NFTをマーケットプレイスの二次流通で売買できる。これにより、日本酒に資産性を付加し、飲用以外の新たな価値を生み出すことを目指す。飲食業界におけるNFTのユースケースとなりそうだ。
SAKE WORLD NFTではNFTの購入時、日本酒の保管方法および引渡時期について、以下のオプションから選べる。
- 冷凍保管後に引き渡し
- 熟成保管後に引き渡し
- 即時引き渡し
近年の日本酒業界では、付加価値向上のため、製造直後の生酒を急速冷凍で凍らせる、あるいは一定期間熟成させる手法が増えている。SAKE WORLD NFTでは、購入した日本酒の保管方法を、自身の判断で自由に選べる。
これに加えて、酒蔵にとってもNFTマーケットプレイス上で売買が発生するとロイヤリティ(売却価格のうち、自動的に発行主に還元される手数料)が入るというメリットがある。また酒蔵は、日本酒の完成前に引換券NFTを発行・販売することも可能で、日本酒のクラウドファンディングとしての機能も果たす。
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