詳細を見る

柴犬コイン市場展望|メインネット開始が価格上昇の契機となるか

5 mins

ヘッドライン

  • 柴犬コインのレイヤー2ネットワーク「シバリウム」で累計トランザクションが1,000万件を突破
  • 直近7日間で、30億以上の柴犬コインがバーン(焼却)された
  • 本稿執筆時点で柴犬コイン取引価格は0.00000872ドル
  • promo

有力ミームコインとして知られる柴犬コイン(SHIB)は年初以来、独自のレイヤー2ネットワークとなるシバリウム(Shibarium)の開発を進めている。シバリウム・ネットワークのテストネットPuppynetでは、累計トランザクション件数が1000万を突破した。これはコミュニティ内で同テストネットの利用が活発となっていることを示す。メインネット開始時期は当分先となるが、テストネットであるPuppynetは数週間前、一般公開された。

シバリウム(Shibrium)とは:
柴犬コイン開発者であるRyoshi氏により提案された、レイヤー2ソリューション。取引処理速度の向上と格安のガス代(取引手数料)を実現し、独自の分散型取引所(DEX)やメタバースのローンチを視野に入れる「柴犬エコシステム」を構築するうえで重要な開発基盤となる。

柴犬コインのブロックチェーン取引件数は増加傾向

柴犬コイン独自のブロックチェーン分析ツールPuppyscanによると、本稿執筆時点におけるPuppynetの累計トランザクションは1030万件を超え、これまでに92万1214ブロックを生成した。1ブロックあたりの平均生成時間は5秒で、ネットワークのウォレットアドレスは1500万に達している。同ネットワークにおける1日あたりの取引件数は、5月12日から30万件を上回っており、増加傾向が続いている。

Puppynetトランザクション件数推移(puppyscan

柴犬コインの大量バーン|直近7日間で30億SHIBの焼却

同ネットワークのトランザクション件数が増加傾向にあることは、ユーティリティが向上し、柴犬コインのバーンが増加していることを意味する。独自のバーンイベント分析ツールShibburnによると、過去7日間で30億枚以上の柴犬コインがバーンされた。直近数週間で大規模なバーンイベントが続いたことで、柴犬コインの供給量は微減。しかし、依然として供給量は589.3兆枚を上回っている。

柴犬コイン供給量データ(Shibburn

柴犬コイン、ツイッタープラットフォームに統合か

コミュニティ主要メンバーであるRagnar Shib氏はツイッターのリンダ・ヤッカリーノ新CEOに対し、柴犬コインをツイッタープラットフォームに統合するよう促し、実現に向けたサポートを申し出た。本件について今後実現するかどうかは不明だが、ヤッカリーノ氏は、柴犬コイン公式ツイッターをはじめ、複数の暗号資産(仮想通貨)ツイッターアカウントのフォローを開始している。

柴犬コインの展望

BeInCryptoのチャートデータによると、柴犬コインの価格は過去30日間で18%下落し、本稿執筆時点で0.00000872ドル。オンチェーン分析ツールIntoTheBlockによると、同コイン保有者の大部分が含み損を抱えている。4月以降、ぺぺコインに代表される新たなミームコイン台頭の流れが続いている。しかし、柴犬コインが人気銘柄であることには変わりない。

直近1ヶ月の柴犬コインチャート(BeInCrypto Japan
ベスト暗号資産取引所

Trusted

Follow us on:

X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル

免責事項 - Disclaimers

当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

Shunsuke-Saito.png
Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
READ FULL BIO
スポンサー
スポンサー