トラスティッド

柴犬コイン、BONEトークンのコントラクト放棄へ|運営透明性の向上

3分
投稿者 Shunsuke Saito
編集 Shigeki Mori

概要

  • 柴犬コインのコア開発者Kaal Dhairya氏は16日、エコシステム内トークンBONEについて、コントラクト放棄の計画を明らかにした
  • 暗号通貨BONEは、柴犬コインのDEX「ShibaSwap」におけるガバナンストークンで、発行枚数は2億5000万枚
  • コントラクトの放棄とは、ブロックチェーン上のスマートコントラクトの制御権を完全に放棄する行為を指し、不正操作や改ざんのリスクは大幅に削減される
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暗号資産(仮想通貨)柴犬コインSHIB)のコア開発者Kaal Dhairya氏は16日、エコシステム内トークンBONEについて、コントラクトを放棄する計画を明らかにした。暗号通貨BONEは、柴犬コインの分散型取引所(DEX)ShibaSwapにおけるガバナンストークン。8月に開始した独自のレイヤー2ネットワークShibarium(シバリウム)上で取引される。発行枚数は2億5000万枚。

コントラクトの放棄とは?暗号通貨BONEの取り組み

コントラクト放棄とは、ブロックチェーン上のスマートコントラクトの制御権を完全に放棄する行為を指す。一度設定されたスマートコントラクトは変更不可能となり、それに関連する不正な操作や改ざんのリスクは大幅に削減される。暗号通貨業界では、開発者がスマートコントラクトを書き換えてトークンを増刷したり、手数料を上乗せするなどの不正行為がしばしば発生する。

BONEトークンがコントラクト放棄を行うことは、上記のような不正行為を防ぐと同時に、投資家からの信頼を勝ち取ることにもつながる。大手暗号資産取引所では、ユーザーに提供する暗号通貨のセキュリティや信頼性を確保するため、上場審査時にコントラクトの放棄を要求するケースがある。シバイヌ運営チームはBONEトークンのコントラクトを放棄することで、より透明性の高い運営を実現する。同トークンはすでに暗号資産デリバティブ大手Bitgetなどに上場しているが、将来的な追加上場にも含みを持たせたかたちだ。

コントラクト放棄の進行中、暗号通貨詐欺に注意

Dhairya氏はコントラクト放棄のプロセスにおいて、ダミートークン「Calcium」を作成するとしている。同トークンについて「BONEをミント(新規発行)して放棄するという目的のためだけに作成されるもので、もし誰かがこのトークンを販売している場合は詐欺とみなすように」と注意を喚起している

暗号通貨BONEの現在価格は、前日時2.3%減の0.7942ドル。

直近1カ月のBONE価格(BeInCrypto Japan
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青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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