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SOL価格6.6%上昇|決済大手ビザ、ソラナ版USDCの高速決済に対応

4 mins

ヘッドライン

  • 暗号通貨ソラナ(SOL)は5日から6日未明にかけて約6.6%上昇した
  • 米決済大手ビザが、クロスボーダー取引の高速化を目的としたパイロットプログラムにおいて、ソラナ版USDCに対応したことが好材料と判断された
  • 暗号資産運用大手コインシェアーズが発表した最新の週間レポートによると、9週連続で安定してソラナへの資金流入が続いている
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暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)は5日から6日未明にかけて約6.6%上昇した。背景として、米決済大手ビザ(Visa)がクロスボーダー取引の高速化を目的としたパイロットプログラムにおいて、ソラナチェーン版USDコイン(USDC)に対応し、ステーブルコイン決済機能を拡張したことが挙げられる。

なお、暗号通貨SOLは国内取引所GMOコインおよびSBI VCトレードに上場しており、日本居住のユーザーも購入できる。

ビザは、ブロックチェーンを介してUSDCなどのステーブルコインを活用することで、クロスボーダー取引の決済に関する効率向上を目指している。ソラナを決済ネットワークに採用した理由として、ソラナ・ブロックチェーンが高い取引処理能力を持つことが挙げられる。ソラナは毎秒約5万件のトランザクションを処理し、イーサリアムと比較して最大3800倍の取引処理能力を持つ。

ビザはまた、デビットカードやクレジットカード支払いを処理するアクワイアラー(カード取り扱い会社)WorldpayおよびNuveiと共同で、各国企業向けのパイロット・プログラムを開始した。この2社の加盟店は今後、法定通貨に加えてUSDCの決済および受け取りを選択できるようになる。

クロスボーダー取引の決済に関しては従来、通貨変換や電信送金の面で、高い手数料がかかるうえに着金まで数日を要する点がネックとされていた。ブロックチェーン上でステーブルコインを決済通貨として利用することで、送金手数料や決済完了に要する時間の大幅な削減につながる。

ソラナ、価格上昇の好材料揃う

ソラナに関しては1日、分散型金融(DeFi)大手MakerDAO(MKR)のルーン・クリステンセン共同創設者が、ソラナ・ネットワークを基盤とした新たなネイティブ・ブロックチェーン構築を提案し、話題となった。

また、暗号資産運用大手コインシェアーズが発表した最新の週間レポートによると、同社が提供する暗号資産ファンドおよび投資商品の資金流出が続いているものの、ソラナは過去9週間で安定した資金流入を記録した。ソラナへの資金流入は年初から2600万ドルで、機関投資家に好まれている状況。ソラナの現在価格は前日比2.81%増の19.8ドルで、年初比約2倍の水準となっている。

過去1週間のSOL価格(BeInCrypto Japan
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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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