分散型SNSスターズアリーナ(Stars Arena)は12日までに、エクスプロイト(脆弱性につけ込んだ攻撃)により不正流出した26万6103AVAXのうち、90%を回収した。ハッカーは運営チームとの示談交渉に応じ、盗んだ資金の約10%に相当する2万7610AVAX(約25万7000ドル)を報奨金として受け取り、残りの90%に相当する23万9493AVAX(約220万ドル)を返金した。
スターズアリーナは、人気ソーシャルアプリ「フレンドテック(Friend.Tech)」のフォーク。レイヤー1ブロックチェーAvalanche(アバランチ)上でサービスを提供している。9月下旬にローンチし、同24日には日次トランザクション件数1万件弱、新規ユーザー数1900人を記録し、ソーシャルファイ(SocialFi)分野の分散型アプリケーション(DApps)において取引高トップ3に入るなど、多くのユーザーが利用していた。
しかし、10月に入り、アプリ内トークンを保護するスマートコントラクトの脆弱性を突かれ、26万6103AVAXを流出した。運営チームは8日、「不正利用によって生じたギャップを埋めるための資源を確保した」と報告。セキュリティ監査および流出した資金の補填を完了次第、サービスを再開すると述べ、一時的にサーバーを停止。公式ページは現在もメンテナンス中となっている。
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