トラスティッド

TickTokのBytePlus、SUIブロックチェーン開発企業と提携

4分
投稿者 Shota Oba
編集 Shota Oba

概要

  • TikTokを運営するByteDanceの法人向けサービスであるBytePlusは17日、スイ(SUI)ブロックチェーンの開発企業Mysten Labsとの新たな提携を発表した
  • BytePlusはデータウェアハウスやAI駆動の分析ツールを提供し、Suiのアナリティクス機能を強化し、高いスケーラビリティを実現することを目指す
  • 提携発表の影響で、SUIトークンの価格は前日比で10%上昇した。BytePlusは、日本を含む世界30カ国以上で事業を展開している
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TikTokを運営するByteDanceの法人向けサービスであるBytePlusは17日、スイ(SUI)ブロックチェーンの開発企業Mysten Labsとの新たな提携を発表した。同協力関係は、Suiブロックチェーンを活用してWeb3ゲームとSocialFi(ソーシャルファイナンス)のプラットフォームを強化することが目的。

BytePlusは、AIに基づく推薦アルゴリズムや拡張現実(AR)技術を含む多岐にわたる技術をSuiブロックチェーンで提供する。これにより、ビデオゲーム開発の大手企業とのコラボレーションが促進されることが見込まれている。BytePlusはデータウェアハウスやAI駆動の分析ツールを提供し、Suiのアナリティクス機能を強化し、高いスケーラビリティを実現することを目指す。

BytePlusが提供するBytePlus Recommendは、開発者が非常にパーソナライズされたアプリの作成を可能にする。BytePlus Effectsは、ビデオアプリ用の8万種類の利用可能なステッカーやエフェクトが含まれる。両社はこれらをSuiのユニークなNFT技術と組み合わせるとしている。

関連記事:仮想通貨SUIとは?仕組みやメリット・デメリットを解説

協働により、BytePlusとMysten LabsはSuiブロックチェーン上でのエンゲージメントとコミュニティの構築を加速させるために、グローバルなハッカソンや教育シリーズの展開も計画されている。Mysten Labsのエヴァン・チェングCEOは「AI推薦システムとビジュアルアルゴリズムの統合は、Web3ゲームとSocialFiプロジェクトのユーザーエクスペリエンスを大幅に向上させる」と述べた。

提携発表の影響で、SUIトークンの価格は前日比で10%上昇した。BytePlusは、日本を含む世界30カ国以上で事業を展開している。Sui財団は同日、リアルワールドのアートトークン化を目指す企業「Artfi」への投資を発表していた

スイ(SUI)とは?

SUIは、ミステンラボが開発しているレイヤー1ブロックチェーン、スイ・ネットワークのネイティブトークン。スイ・ブロックチェーンはメタのプロジェクトDiemのために開発されたプログラミング言語「ムーブ(Move)」を改良した「Sui Move」を採用しており、創設メンバーはMetaの元社員からなる。Moveの採用しているため、SUIはイーサリアム仮想マシン(EVM)との互換性を持たない。1秒あたりのトランザクション処理数(TPS)が最大で約30万件に到達するとされる処理能力の高さが特徴で、より多くのユーザーにWeb3体験の提供を目標に設計されている。同ネットワークは23年5月にメインネットをローンチし各種海外取引所にIEOを通じて上場していた。SUIトークン総供給量は100億枚が上限となる。

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国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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