リップル価格(XRP)は14日、何者かがデラウェア州に登記した米大手資産運用ブラックロックを装ったリップル現物型上場投資信託(ETF)の虚偽の申請により価格が乱高下した。誤報により、リップル価格は一時急騰し、0.75ドル台をタッチした後、同日中に急騰前の水準に戻った。価格の乱高下を受け、リップルでは500万ドル近くのポジションが清算された。
This is false! Confirmed by BlackRock by me. Some whacko must have added using BlackRock executive name etc. Cmon man. pic.twitter.com/cDpnycYwjQ
— Eric Balchunas (@EricBalchunas) November 13, 2023
13日、ブラックロックに関連した「iShares XRP Trust」の登録書類が提出されたが、ブラックロック側はフェイクニュースと指摘。デラウェア州で企業登録プロセスの悪用が起きたのはこれが初めてではない。21年には、グレイスケールが関与していないにも関わらず、2つの暗号資産投資信託のローンチが計画されているとする申請書の提出が示唆された。
SECはリップルとの訴訟をおこなっている。10月にはブラッド・ガーリングハウスCEOと同社の元幹部クリスチャン・ラーセン氏に対する訴訟を取り下げた。SECは証券法違反と判断されている機関投資家向けのXRPトークン販売に関しては、「どのような救済措置が適切であるか、引き続き協議を継続する」としている。
ブラックロックはこれまで、ビットコイン(BTC)、およびイーサリアム(ETH)現物ETFを米国証券取引委員会(SEC)に申請している。10月には暗号資産メディアのビットコイン現物ETF承認の誤報により、市場が混乱状態に陥っていた。
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