ストラテジーのフォン・リーCEOは17日、ウォール街の主要金融機関が同社のビットコインバンキング導入指数で2位を争っていると明らかにした。ゴールドマン・サックス、JPモルガン、モルガン・スタンレー、シティはいずれも3ポイント以内の接戦となる一方、フィデリティは首位を維持している。
フィデリティの首位がビットコインバンキング導入指数の基準に
ビットコインバンキング導入指数は、ビットコイン(BTC)の取引、カストディ、商品ラインアップに基づき、主要25銀行を評価する。
ストラテジー(旧マイクロストラテジー)は、 初回指数を32%と発表した。7月10日までの公開データが根拠。
フィデリティは2018年に立ち上げたカストディ部門「フィデリティ・デジタル・アセット」を軸に、71%で首位を獲得した。
BNYが46%で続き、ゴールドマン・サックス・グループは45%で僅差で後に続く。フィデリティが早期に暗号資産カストディへ注力した動きに並ぶ銀行は、これまでほとんどなかった。
ビットコインは日曜日に 6万4,539ドル付近で推移し、過去24時間で約1%上昇した。この指数は短期的な価格変動ではなく、構造的な導入状況を測定する指標。
ゴールドマン、JPモルガン、シティが2位争い
JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレー、シティグループはそれぞれ43%で、ゴールドマンとの差は2ポイントのみ。 今四半期の銀行の過去最高益から、JPモルガンとゴールドマンのトレーディング部門は、既に暗号資産関連の事業で利益を得ている。
業界内では トークン化推進の動き も活発化しており、15行超が実資産のオンチェーン移行を競っている。
この流れはビットコインそのものを回避している点で対照的であり、今後の指数の伸長に影響を及ぼす可能性。
このギャップを示すのがバンガードである。同資産運用会社は、 自社による暗号資産戦略の計画をようやく開始したばかりであり、フィデリティによるカストディ事業の立ち上げから数年遅れている。一方で、地方銀行はほとんど手を付けていない。
大手銀行によるビットコイン導入は加速しているが、まだ初期段階にある。全体で指数は32%。
マイクロストラテジーのマイケル・セイラー会長は、7月13日の指数発表とともに、Xにこの見解を投稿した。
新サービスでビットコインバンキング導入指数は再編か
ゴールドマン・サックス、JPモルガン、モルガン・スタンレー、シティはそれぞれ、年内に複数の暗号資産関連新規事業のリリースを予定している。新たな上場投資商品やカストディ拡大、トークン化ツールの導入も検討段階にある。
リーCEOは、これら新サービスの投入で年末までに業界の状況が大幅に明確になると見込む。
最大規模のビットコイン企業保有残高を有するマイクロストラテジーも、その動向に関心を寄せる。セイラー会長自身が唱える企業によるビットコイン導入論も、銀行の積極参入が加速するとの見通しを示す。
最終的にゴールドマンかJPモルガンのどちらが2位を獲得するかは、12月までにどの製品を実際に市場投入するかにかかっている。









