最大手の暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは8日までに、エルサルバドル共和国で暗号資産交換業者の認可を取得した。これにより、バイナンスは同国初の完全認可を取得した暗号資産取引所となる。バイナンスは現在、世界18カ国の暗号通貨市場で営業ライセンスを取得。日本向けのサービス「バイナンスジャパン」は12月からサービス提供を開始する。
バイナンスは今回、エルサルバドル中央準備銀行からビットコイン・サービス・プロバイダー(BSP)のライセンスを、国家デジタル資産委員会から非暫定デジタル資産・サービス・プロバイダー(DASP)ライセンスを取得した。4月にも海外暗号資産取引所BitfinexがDASPライセンスを取得していたが、これは暗号通貨ではなく、トークン化された株式や債権などのデジタル資産取引に関するもの。
エルサルバドル共和国は、2021年9月に世界で初めてビットコイン(BTC)を法定通貨として採用。今回の承認により、バイナンスは暗号資産に関連するサービスを合法的に提供できるようになる。
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バイナンス日本向け市場「バイナンスジャパン」動向
バイナンスは1日、日本居住ユーザー向けのプラットフォーム「バイナンスジャパン」のサービス内容を公開した。取り扱い銘柄は34種類となり、バイナンスコイン(BNB)やアルゴランド(ALGO)など、日本未上場の銘柄も取り扱うことを決定。
既にグローバル版バイナンスに登録しているユーザーは、バイナンスジャパンへの移行手続きが必要となる。14日から移行手続きの受付を開始する。
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