詳細を見る

バイナンス、5月後半にもビットコインNFT(Ordinals)サポート対応へ

4 mins

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスが、早ければ5月後半にもビットコインNFT(Ordinals)のサポートを追加する。バイナンス公式ブログで8日、明らかとなった。これによりバイナンスのユーザーは、別途ビットコイン・ウォレットを用意することなく、ビットコインNFTの購入が可能となる。なお、6月に開始が予定されているバイナンス日本版「Binance JAPAN(仮称)」でも同様に、ビットコインNFTを取り扱う可能性がある。

バイナンスが提供するNFTプラットフォーム「Binance NFT」は現在、イーサリアム、ポリゴン、BNBチェーンの各ブロックチェーン上で発行されるNFTをサポートしている。今後ユーザーは、バイナンスのアカウントからビットコインNFTを直接購入できるようになり、ビットコインNFTの購入プロセスが大幅に簡素化される。

ビットコインNFTは4月下旬以降、1日あたりの新規発行(インスクリプション)が急増。新技術オーディナルズ・プロトコル(Ordinals Protocol)を活用したトークン規格BRC-20が登場し、BRC-20上でぺぺコイン(PEPE)など人気ミームコインが発行されていることが背景にある。

ビットコインNFT(Ordinals)とは:
レイヤー2やサイドチェーンを介さずに、NFTをビットコインのブロックチェーン上に直接保存できる新技術オーディナルズ・プロトコル(Ordinals Protocol)を利用したもの。具体的には、1BTCの1億分の1を示す最小単位サトシ(sats)に通し番号をつけ、sats単位の転送や受信を可能にした。なおOrdinalsでは、個々のsatsに画像・テキスト・音声・映像などのコンテンツを追加し新規発行することをインスクリプション(Inscription)、そのデータをNFTではなくデジタル・アーティファクト(Digital Artifacts)と呼ぶ。

ベスト暗号資産取引所

Trusted

Follow us on:

X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル

免責事項 - Disclaimers

当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

Shunsuke-Saito.png
Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
READ FULL BIO