BitMine Immersion Technologiesは、5月31日までの3か月間で4650万ドルの収益を計上した。これは前年同期比で22倍の増加。一方で、直近9か月間に91億ドルもの最終赤字を計上したことが最新の提出資料で明らかになった。
この損失の大部分は、同社が保有するイーサリアム(ETH)資産に対する非現金評価減によるもの。一方で、BitMineのステーキング事業は、ほぼゼロから同社の主要な収益源へと成長した。
ステーキングがBitMineの収益を牽引
BitMineの提出資料によると、ステーキングおよびバリデーションによる収益は4570万ドルと全体の約98%を占めた。前年同期の同部門収益はゼロ。それ以外は小規模な自社マイニングとコンサルティングからで、合わせて80万ドル未満。
最新データによれば、BitMineはMAVANバリデータープラットフォームを通じて490万ETH、保有量の約85%をステーキングしている。年間換算のステーキング収益は2億4200万ドル規模となる見通し。
「年間換算のステーキング収益は2億4200万ドルになる見込み。この490万ETHはBitMineが保有する577万ETHの85%に相当する。BitMineの自社ステーキング事業は過去7日間で年率2.70%の利回りを生み出した」とトム・リー氏は述べた。
この収益基盤は大量のETH保有に支えられている。7月12日時点でBitMineのETH保有は577万ETH、約105億ドル相当で全供給量の4.8%を占める。この規模は企業として最大のETH財務資産となる。
この傾向はBitMineだけにとどまらない。最近の調査によると、2025年にETH財務を公開している上場企業の開示収益のうちステーキング収入は全体の60%を占めた。
91億ドルの赤字、その内訳
見かけ上の巨額赤字だが、時期が重要となる。BitMineの9か月間の最終損失91億ドルは、ほぼ全額がデジタル資産の含み損失(未実現評価減)90億4000万ドルによるものとSEC提出資料で判明した。
この影響はETH資産の価値下落のタイミングで生じた。5月31日までの3か月間の最終損失は8360万ドルまで縮小した。
期中の営業損失は1190万ドル。一方、デリバティブ取引による損失が9200万ドルとなった。
この二面性がBitMineのビジネスモデルを特徴づける。利益はETH価格に大きく左右されるが、ステーキング事業は安定した収益成長を生み出す。今後、ステーキング収入が値動きの変動リスクを相殺できるかが問われる。
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