暗号資産(仮想通貨)取引所BitTrade(ビットトレード)は30日、暗号通貨イオス(EOS)を9月中に上場することを発表した。国内暗号資産取引所におけるEOS上場は今回が初。ビットトレードでは、EOSの現物取引に対応し、販売所および取引所での購入・売却・入出金も可能。
ユーザーは、ブラウザ版ビットトレードとアプリ版ビットトレードの両方で暗号通貨EOSを購入できる。今回のEOS上場により、ビットトレードが取り扱う暗号通貨は全32銘柄となる。
暗号通貨EOSは、分散型アプリケーション(DApps)の基盤として利用される「EOSブロックチェーン」の基軸通貨。EOSブロックチェーンはスマートコントラクト機能を実装しており、取引手数料(ガス代)無料、高速処理を強みとしていることから「イーサリアムキラー」とも呼ばれる。EOSブロックチェーン開発企業Block.oneは2017年から18年にかけて暗号通貨EOSのICO(イニシャル・コイン・オファリング)を実施し、ICOの資金調達額として過去最高の40億ドルを記録した。
EOSは現在、前日比0.62%増の0.6223ドルで取引されており、時価総額ランキングは第53位。
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