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CavalRe、マルチスワップ機能ベータ版の提供を開始|次世代DeFiトレンドとなるか

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ヘッドライン

  • DeFiプロトコルCavalReはこのほど、単一トランザクションで複数トークンにスワップできる新機能「マルチスワップ」ベータ版の提供を開始した
  • 単一トランザクションで複数トークンにスワップできることで、効率的なDeFi運用ができる他、取引手数料(ガス代)の節約も見込める
  • 同プロトコルのエリック・フォーギー創設者は新機能マルチスワップについて「新しい種類の分散型ETF(上場投資信託)のようなものだ」と語っている
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分散型金融(DeFi)プロトコルCavalReはこのほど、単一トランザクションで複数のトークンにスワップできる新機能「マルチスワップ」ベータ版の提供を開始した。CavalReは、レイヤー1ブロックチェーンAvalanche(アバランチ)基盤のDApps(分散型アプリケーション)

DeFi新機能、マルチスワップとは?

分散型取引所(DEX)の流動性プールは通常、1対1のペアで希望する暗号通貨に交換(スワップ)できる。一方、新機能マルチスワップでは多様な暗号通貨により構成される流動性プールが作成され、単一のトランザクションで複数トークンにスワップすることが可能。ユーザーは、より効率的にDeFiの資産運用ができる他、取引手数料(ガス代)の節約も見込める。

マルチスワップのベータ版では現在、11種類の暗号通貨に対応している。例えばブリッジ版USDT(USDT.e)を提供し、Wapped AVAX(WAVAX)、USDコイン(USDC)、ブリッジ版ビットコイン(BTC.b)の3銘柄に交換することが可能。交換比率についても、自由にカスタマイズできる。

CavalReマルチスワップ(ベータ版)

CavalReではマルチスワップ機能の開発テスト中、単一トランザクションで340種類のトークンへの交換に成功している。同プロトコルのエリック・フォーギー創設者はマルチスワップについて「新しい種類の分散型ETF(上場投資信託)のようなものだ」と語り、今後はFX、コモディティ、株式といったRWA(現実資産)のトークン化についても可能性を探るという。

分散型金融(DeFi)の概要に関する解説記事はこちら

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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