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暗号資産取引所に40億円超の資金移動を観測|BTC、ETHなど売り圧警戒

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ヘッドライン

  • 暗号資産市場において11日より、ビットコインが最大3%下落し2万5000ドルを割り込むなど、一部銘柄が急落した
  • 投資運用会社などが40億円超のビットコインやイーサリアムなどを取引所ウォレットに入金し、売り圧への警戒が高まったことが影響したと見られる
  • BTC、ETHともに12日正午ごろから上昇に転じ、前日夜からの下落幅を全戻ししている
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暗号資産(仮想通貨)市場で11日より、ビットコイン(BTC)が最大3%下落し、2万5000ドルを割り込むなど、一部銘柄が急落した。破綻した暗号資産(仮想通貨)取引所FTXが、最大5,000億円規模の保有資産を売却する可能性が嫌気され、投資運用会社などが大量のビットコインやイーサリアム(ETH)などを、取引所ウォレットに入金したことが影響したと見られる。

クジラ(大口投資家)が資金を取引所に大量移動する行為は、その後の利確目的の売却を示唆し、投資家の不安を煽る傾向がある。ブロックチェーン分析企業アーカム・インテリジェンスによると、11日夜から12日未明にかけて、2840万ドル(約41億6000万円)の資産移動が観測されている。英投資会社Abraxas Capitalは1万4130ETH(約33億円)を海外取引所ビットフィネックスに、米マーケットメイカーJump Tradingは236BTC(約8.6億円)をバイナンスに入庫したもよう。

ビットコイン価格は12日正午を境に上昇し、前日夜からの下落幅を全戻しした。本稿執筆時点のBTC価格は2万5839ドル。

過去24時間のBTC価格(BeInCrypto Japan

イーサリアム価格もビットコインと同様、12日正午ごろから上昇に転じた。前日夜からの下落幅の大部分を戻しており、本稿執筆時点のETH価格は1584ドル。


過去24時間のETH価格(BeInCrypto Japan

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事する。国内暗号資産メディアにて専属ライター・編集などを経て、23年3月、ジャーナリストとしてBeInCrypto...
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