ウィンクルボス兄弟率いる米暗号資産(仮想通貨)取引所ジェミナイ(Gemini)が、新たに海外を拠点とした暗号資産デリバティブ取引所の開設を模索している。米大手メディアThe Informationが30日未明、報じた。
報道によるとジェミナイは、永久先物取引(perpetual futures)を扱う国際的な暗号資産デリバティブ取引所の開設を目指し、FTXが破綻した22年11月以降、海外マーケットメーカーと連携を取り準備を進めている。
大手取引所FTXの破綻以降、暗号資産デリバティブの市場シェア争いは激化。一方、米政府はFTX破綻を受けて暗号資産取引所に対する規制強化を進めている。
最大手取引所バイナンス(Binance)は27日、暗号資産デリバティブ商品を提供したとして、米商品先物取引委員会(CFTC)に提訴された。
また規制当局による監視強化を受け、大手取引所コインベース(Coinbase)も海外での事業多角化を計画中であることが報じられていた。
新たな暗号資産デリバティブ取引所の海外事業拠点について公表されていないが、香港、アラブ首長国連邦(UAE)など、暗号資産ハブを目指し競争している国が候補となりそうである。
免責事項
当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
スポンサー
スポンサー