ビットコイン半減期にともないWeb3への関心が高まっている中、ポルカドットのパラチェーンで「日本初のパブリックチェーン」として注目を集めているのがアスターネットワークです。2024年2月には、秋元康氏を総合プロデューサーとするプロジェクトでAstar zkEVMの採用が発表、またアスターネットワークの姉妹会社である「スターテイル・ラボ」がサムスンとUOBからシード追加ラウンドで5億円の調達したことを立て続けに発表し、アジアを代表するWeb3企業として国内外からも注目を集めています。
そこで本記事では、アスターネットワークの最新情報を踏まえつつ、アスターネットワークを買える国内外の取引所5選を解説します。アスターネットワークへの投資を検討している人は、ぜひ最後までご覧ください。
アスターネットワークとは？
アスターネットワークとは、アスターネットワーク（Astar Network）は、ポルカドットのパラチェーンとして開発された、DApps開発のためのプラットフォーム。2021年1月にローンチされ、日本発のブロックチェーンプロジェクトとして注目を集めています。マルチチェーン時代のスマートコントラクトハブを目指しており、渡辺創太氏を中心としたStake Technologiesが開発を行っています。アスター（ASTR）は、ネットワーク内の取引手数料支払いやステーキング報酬、運営方針の決定に使用されるガバナンストークンで、既にBinanceやKuCoinなどの大手暗号通貨取引所に上場しており、世界中の投資家から注目を集めています。
- ポルカドットのパラチェーン
- マルチチェーン環境
- DApps Stakingの採用
アスターネットワークは上記3つの特徴をもっており、世界的なVCからも出資を受けています。アスターネットワークのインフラストラクチャは、Ethereum（EVM）およびWebAssembly（Wasm）仮想マシンの両方と互換性があり、DeFi開発者のアプリケーションの開発に集中できる仕組みが特徴です。
アスターネットワークの最新情報
アスターネットワークの最新情報について解説します。
アスターネットワークの最新情報①：サムスンとUOBからシード追加ラウンドで5億円の調達
シンガポールを拠点とするWeb3スタートアップ、スターテイルラボは2月22日、シード追加ラウンドで5億円の資金調達を実施したことを発表。今回の調達に参加したのは、韓国最大企業サムスン電子のCVCであるサムスン・ネクストと、シンガポール3大銀行の一つUOB銀行のCVCであるUOBベンチャーマネジメントで、両社とも日本人創業企業への出資は今回が初めてとなります。今回の調達によりシードラウンドでの累計調達額は10億円となりました。
アスターネットワークの最新情報②：dApp staking v3 がローンチ
アスターネットワークののdApp stakingv3がローンチ。dAppステーキングとは、アスターネットワーク上でDApps開発を行うエンジニアに報酬を与えるための仕組みのことで、今回ステーキング報酬が改善されました。トークンをもちいて好きなDAppsに投票することで、投票者とdAppsの報酬率が変わります。
アスターネットワークの最新情報③：秋元康氏を総合プロデューサーとするプロジェクトでAstar zkEVM採用
株式会社YOAKE entertainmentは、秋元康氏を総合プロデューサーとするアイドルプロジェクト「YOAKE」のWeb3基盤として、Astar NetworkのAstar zkEVMを採用することを発表。トークンを用いたグローバルなエンタメ経済圏の拡大とファンエンゲージメントの強化を目指し、アイドル業界における新たな可能性を探り、アスターネットワークは、このプロジェクトを通じて、Web3の代表的なユースケース創出、利用者の拡大、ステークホルダーの巻き込みを目指すとのこと。
アスターネットワークの将来価格は？
アスターネットワークの将来価格を明確に予想することは難しいですが、アスターネットワーク史上最高値「48.29円」であるのに対し、本記事執筆時点でのASTR価格は「24.93円」であることから、さらなる価格上昇に期待できると思われます。
ポリゴン（MATIC）と協業したイーサリアムレイヤー2となるAstar zkEVMがローンチ間近である点や、KDDIとWeb3領域における基本合意などの大企業との資本提携加速、ビットコインETFの承認やビットコイン半減期による暗号資産市場の活発化を考慮すると、2024年以降のアスターネットワークの将来価格には継続的に上昇していく可能性が高いです。
また、ビットコインが日本円建てで過去最高値を更新し、その後のアルトコインへの資金流入も考えられます。詳細な価格予測はできませんが、最高値と比較して約半分であることを踏まえると、市場全体が回復基調に転じたこともある、アスターの価格は緩やかに上昇していくでしょう。
アスターネットワークを購入できる取引所（国内・海外）
アスターネットワークを購入できる取引所（国内・海外）を解説します。
- Bybit
- KuCoin
- Binance
- OK Coin Japan
- GMOコイン
アスターネットワークを購入できる取引所①：Bybit
Bybit（バイビット）は、2018年に設立されたシンガポールに本社を置く暗号通貨取引所で、バイナンスと並ぶ世界最大級の取引所の1つ。ビットコインやイーサリアム、そのほか主要通貨などに加え、先物取引やパーペチュアル取引など、多彩な取引オプションが利用可能、幅広い取引ツールを揃えています。BybitではASTRが上場しており、購入することが可能。
なおBybitは、独自のリワードやプロモーションシステム、独特なサービス展開にも力を入れており、ユーザーからの高い評価を受けているのも特徴です。今後も需要の増加に伴い、取り扱う暗号通貨の拡大、幅広いサービス展開が期待されています。
アスターネットワークを購入できる取引所②：KuCoin
KuCoinは、2017年にシンガポールで設立された海外の暗号通貨取引所です。現在では、世界200以上の国と地域で1800万人以上のユーザーが利用しており、世界最大級の取引所の1つとなっており、KuCoinでもASTRの取引が可能です。
KuCoinでは、取引手数料が安く設定されており、取引量に応じて手数料が割引されるため、頻繁に取引を行うユーザーにとってはメリットがある特徴をもっています。2017年の設立以降、KuCoinは着実に仮想通貨市場を進んでおり、2020年にはCoinMarketCapのランキングでトップ5入りを果たし、暗号つかトレーダーの間で高い評価を得ています。
アスターネットワークを購入できる取引所③：Binance
Binanceは、2017年に設立された世界最大の暗号通貨取引所。Binanceでは、ビットコインやイーサリアムなどの主要な通貨から、数多くのアルトコイン取引が可能であるのに加えて、独自のトークンである「BNB」を発行しており、取引手数料の支払いや割引、さまざまなサービスへのアクセスに使用されます。その他にも、ローンチパッドやステーキングなどのサービスを展開し、ユーザーにさまざまな選択肢を提供している取引所です。
アスターネットワークを購入できる取引所④：OK Coin Japan
OKcoinJapanは、中国大手仮想通貨取引所「OKX」（旧OKEx）の日本法人です。2017年9月に設立され、日本国内で暗号通貨の取引サービスを提供しています。
OKCoinJapanもASTRのステーキングサービスを開始しています。ASTRのステーキングサービスでは、国内最大となる最大年率6.88%のステーキング報酬を得ることができ、なおOKcoinJapanでは、ASTRのつみたてサービスも利用できます。
アスターネットワークを購入できる取引所⑤：GMOコイン
GMOコインは、GMOIインターネットグループが運営する取引所であり、他の金融サービスとの連携や、グループで培った金融ノウハウを活かした運営が特徴です。
2023年3月22日より、ASTRの取り扱いを開始しました。また、ASTRのステーキングサービスも開始しており、ステーキングサービスの提供は国内初。ASTRを保有するだけで報酬を受け取れる仕組みになっており、ステーキング報酬額は変動制、年率3.0%〜3.8%の見込みです。
まとめ：アスターネットワークの将来価格には期待が集まる
本記事では、アスターネットワークを買える国内外の取引所5選について解説しました。アスターネットワークとは、アスターネットワーク（Astar Network）は、ポルカドットのパラチェーンとして開発された、DApps開発のためのプラットフォーム。イーサリアムレイヤー2となるAstar zkEVMがローンチ間近である点や、ビットコイン半減期による暗号資産市場の活発化を考慮すると、アスターネットワークの将来価格が継続的に上昇していく可能性が高いといえます。
アスターネットワークの将来価格に期待できる方は、ぜひ本記事を参考にして、国内外の取引所でアスターネットワークを購入してみてください。
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