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暗号資産取引所の選び方とおすすめランキング5選(海外編)

36 mins

ヘッドライン

  • 日本国内で利用できる海外暗号資産取引所は、幅広い銘柄や高いレバレッジを提供し、国内取引所では得られない多様な投資機会があります。
  • 利用にあたっては、各取引所の特徴やセキュリティ体制を把握し、規制面でのリスクやトラベルルールに注意することが重要です。
  • トラベルルールの導入により、国内から海外取引所への送金には、追加の情報共有手続きが必要となります。

日本国内で利用できる海外暗号資産取引所には、利便性と多様性のメリットが存在します。例えば、国内にはない幅広い銘柄や高いレバレッジの選択肢が提供される一方、セキュリティや規制面での懸念も付きまとうため、各取引所の特徴をしっかりと把握することが重要です。また、トラベルルールの導入により、送金の際には情報共有が求められるため、利用にあたっては注意が必要です。

本記事では、BybitやKuCoinなどの人気海外取引所のメリット・デメリットや、選ぶ際の重要ポイントを詳しく解説し、安全な暗号資産取引のためのポイントを紹介します。

海外の暗号資産取引所を使用するのは違法なのか?

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海外仮想通貨取引所の利用は日本国内で違法なのでしょうか。結論として、日本人が海外の仮想通貨取引所を利用すること自体は違法ではありません。現行の日本法において、暗号資産取引所の運営には金融庁の登録が義務付けられていますが、利用に関する規制は設けられていません。

法的根拠

日本の「資金決済に関する法律」(平成二十一年法律第五十九号 第六十三条の二)は、暗号資産交換業者が事業を行うためには内閣総理大臣の登録を受けることを求めています。

暗号資産交換業は、内閣総理大臣の登録を受けた者でなければ、行ってはならない

平成二十一年法律第五十九号 第六十三条の二

この法律は主に「暗号資産交換業」の提供者側に対するものであり、利用者に対する規制は含まれていません。このため、無登録の仮想通貨取引所の運営は違法ですが、登録されていない取引所のサービスを個人が利用することには法的な制約はないのです。

関連記事:安全性の高い海外の暗号資産取引所9選

海外取引所の登録状況と誤解について

多くの海外暗号資産取引所は、日本の金融庁に登録されていないため、日本国内での利用に不安を抱く方も少なくありません。また、一部の取引所は過去に金融庁からの指導により、日本国内のユーザーがアクセスできないよう制限がかけられたケースもあります。こうした事例から、「海外取引所=違法」という誤解が広がりやすい状況がありますが、法律上、登録されていない取引所を日本人が個人利用すること自体は違法ではありません。

セキュリティへの注意点

とはいえ、金融庁の登録を受けていない海外取引所には、セキュリティ面でのリスクが潜んでいる可能性があります。これには、ハッキング被害や、詐欺的な仮想通貨の取り扱いリスクが含まれます。そのため、海外取引所を利用する際には、その取引所の運営状況やセキュリティ対策をよく確認することが重要です。

暗号資産取引所を選ぶ際の重要なポイント

Bitfinex ハック

暗号資産取引所を選ぶ際には、いくつかの大事な要素を確認することが必要です。ここでは、特に注目すべき5つのポイントを解説します。

1. セキュリティの高さ

最優先すべきは取引所のセキュリティです。暗号資産の取引では、顧客資産の保護が不可欠であり、取引所がどのような対策を講じているか確認することが重要です。例えば、次のようなセキュリティ対策が求められます。

  • 二段階認証の実施
  • SSL暗号化による通信の保護
  • コールドウォレットでの資産管理

さらに、サーバーの安定性やハッキング対策が万全であること、またサポート体制の充実度も確認すると安心です。強固なセキュリティを備えた取引所であれば、取引も安心して進められます。

2. 取扱銘柄の多さ

取引所で取り扱われている銘柄数も、選択する上で重要な要素です。ビットコインやイーサリアムはほぼ全ての取引所で対応していますが、他のアルトコインは取引所によって異なります。銘柄が豊富であれば、多様な投資チャンスが広がります。

  • 主要なアルトコインだけでなくマイナーコインも扱う取引所もある
  • 将来的な投資機会を見据えるなら、幅広い銘柄を扱う取引所を選ぶと良いでしょう

3. 手数料の比較

手数料は取引所選びの上で外せない要素です。売買手数料やスプレッド(販売所形式での価格差)、さらに資産の送金手数料や出金手数料も確認しておきましょう。手数料が低ければ、取引コストを抑えて運用が可能です。

複数の取引所を比較し、長期的なコストが抑えられるかをチェックすると良いでしょう。頻繁に取引を行う場合、手数料のわずかな違いが大きな差に繋がります。

4.取引所の使いやすさと利便性

取引ツールの使いやすさも重要なポイントです。スムーズな操作性は、取引の成功に影響します。例えば、直感的に操作できるインターフェースを備えた取引所であれば、ストレスなく取引が行えます。

  • スマホアプリの使いやすさや、売買が迅速に行えるかも事前に確認
  • 初心者には操作がシンプルな取引所がおすすめです

5. 信頼性と規制への準拠

最後に、取引所の信頼性も確認が必要です。安全に海外取引所を利用するためにも、デューデリジェンスやマークルツリーを積極的に公開している取引所を選びましょう。また、過去にセキュリティ事故や顧客資産の流出があったかどうかや各国での規制を受けていないかなども考慮する必要があります。

デューデリジェンスによる透明性向上
  • リスク評価:デューデリジェンスでは、投資対象の企業やプロジェクトが抱えるリスクを第三者が詳細に調査し、その結果を公表します。これにより、投資家や取引相手がリスクを把握しやすくなり、透明性が高まります。
マークルツリーによる透明性向上
  • データ改ざん防止:マークルツリー構造はブロックチェーン上でデータを階層的に記録し、全体のデータ整合性を効率的に確認できる仕組みです。この構造により、一部のデータが改ざんされてもすぐに検出可能であり、取引や資産の信頼性を保つための透明性が強化されます。

海外暗号資産取引所を選ぶメリットとデメリット

海外暗号資産取引所のメリット

  1. 豊富な銘柄数 海外の暗号資産取引所では、多種多様な銘柄が上場しています。たとえば、MEXCは24年10月時点で2900以上、Bitgetは776銘柄を取り扱うなど、国内取引所と比較して圧倒的に多い銘柄数が特徴です。国内では取り扱いのない草コインや新興銘柄に投資できる点は、投資家にとっての魅力となっています。
    • 国内取引所が厳選する銘柄に比べ、海外取引所はトレンド先取りが狙える銘柄が多い
    • ただし、流動性が低い通貨も含まれるため、投資時はリサーチが必要
  2. 低スプレッドと手数料 海外取引所ではスプレッドが狭く設定されているため、頻繁に取引を行う際にはコストが抑えられます。スプレッドとは、暗号資産の売値と買値の差額を指し、この差が狭いほど取引の実質的なコストが低くなります。低スプレッドを求めて海外取引所を選ぶユーザーも多いです。
    • 国内の取引所よりもスプレッドが狭い傾向があるため、売買コストを抑えやすい
    • 長期保有向けではないが、短期売買には有利
  3. 高いレバレッジ取引 海外の取引所では、国内の2倍レバレッジ制限に比べ、100倍以上のレバレッジ取引が可能です。レバレッジを活用することで、少ない資金でも大きな利益を狙える一方で、損失も拡大しやすくなります。ただし、海外取引所ではゼロカットシステムが導入されており、証拠金以上の損失が発生しないよう自動損切りが行われるため、借金を回避できます。

関連記事:アルトコインの取引に最適な暗号資産取引所ベスト10

海外取引所を利用する際のデメリット

  1. サポート対応の言語 一部の海外取引所ではサポート対応が英語のみになるケースがあります。通常の取引には支障はないものの、問い合わせが必要な場合には翻訳ツールの活用が必要になる可能性があります。
  2. 日本円の直接出金不可 海外取引所から日本の銀行口座へ直接出金することはできません。国内取引所を経由する必要があるため、若干の手間がかかる点は留意しておくべきでしょう。
  3. ハッキングリスク 海外の暗号資産取引所もハッキングのリスクを抱えており、過去には複数の取引所でハッキング被害が報告されています。資産の保全には、複数の取引所やコールドウォレットの併用など、安全対策を施すことが推奨されます。
  4. 急に利用できなくなるリスク 海外取引所は金融庁からの警告や業績状態に応じて、日本人ユーザーの利用を停止する可能性があります。例えば、過去にコインベースは日本法人を閉鎖し、OKXは日本人のアクセスを停止した事例などがあります。取引所の日本対応の可否は不安定なため、利用停止通知や規制の影響をつねに意識する必要があります。

海外取引所を利用する際にはトラベルルールの理解が必須

画像:金融庁

「トラベルルール」は、暗号資産(仮想通貨)の送金において、取引所が送金者と受取人の詳細情報を相手取引所へ通知することを義務付ける規則です。日本では、犯罪収益の防止を目的とし、2023年6月1日に施行された「犯収法」の改正でトラベルルールが導入されました。これにより、国内の暗号資産取引所はテロ資金供与対策として対応が求められ、利用者に大きな影響を与えています。

1. 送金情報の詳細な通知が必要

トラベルルールの適用により、国内取引所から海外取引所に暗号資産を送金する場合、送金者と受取人の詳細情報を通知しなければなりません。情報には送金者名、受取人名、顧客識別番号、ブロックチェーンアドレスなどが含まれます。各取引所で異なる情報を求める場合があるため、事前の確認が必要です。

2. 異なるソリューションの取引所間で送金不可

国内取引所の間では「TRUST」や「Sygna」といった異なるトラベルルール対応ソリューションが導入されており、これが一致しない取引所間では送金できません。海外取引所も異なるソリューションを採用していることがあるため、送金先取引所がどのソリューションに対応しているかを確認しましょう。

3. 一部の暗号資産が送金不可

国内取引所が対応している暗号資産であっても、トラベルルールの適用により送金できない場合があります。例えば、TRUST対応の取引所であればビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などが送金可能ですが、他の通貨は制限される場合もあります。海外送金時には対応している暗号資産の種類を確認することが必要です。

海外暗号資産取引所ランキング5選

1:Bybit

Bybit(バイビット)は2018年にシンガポールで設立され、現在はドバイを拠点とする海外の暗号資産取引所です。日本語に対応し、300種類以上の銘柄を扱っているため、日本人ユーザーにも使いやすいと評されています。以下にBybitの特徴と注意点について紹介します。

Bybitの特徴

Bybitは、最大100倍のレバレッジ取引が可能で、少額の資金でも大きな取引ポジションを持つことができます。さらに、ゼロカットシステムを採用しているため、証拠金を超えた損失が発生しないように自動で損切りが行われ、リスク管理がしやすい環境が整っています。また、以下の点が利用者にとっての利便性を高めています。

  • 日本語対応:ウェブサイトとアプリが日本語に対応しており、問い合わせやサポートも日本語で受けられるため、言語の壁が少なく安心して利用可能です。
  • 豊富な銘柄数:Bybitでは、ビットコインやイーサリアムなどの主要銘柄をはじめ、350種類以上の暗号資産が取引でき、幅広い投資チャンスが提供されています。

注意点

  1. 日本円での直接入出金不可
    日本円の直接入出金には対応していないため、国内取引所で暗号資産を購入してからBybitに送金する必要があります。この過程で手間や追加の手数料が発生する点に留意してください。
  2. 信託保全がない Bybitは日本の金融庁に登録されていないため、信託保全がされていません。万が一、取引所が破綻した場合には資産が保護されない可能性があるため、資産管理には注意が必要です。

Bybitは、レバレッジや豊富な銘柄、日本語対応といった利点が多い一方で、日本円での直接取引不可や信託保全の欠如といったリスクも伴います。利用の際には、これらの特徴を理解し、自己責任のもとに取引を行うことが重要です。

  • 安全性: ★★★☆☆
  • 使いやすさ: ★★★★★
  • 手数料: ★★★★☆

Bybitへのリンクはこちら:Bybitリンク

2:Bitget

Bitgetは、2018年に設立されたグローバルな暗号資産取引所であり、ケイマン諸島に拠点を持ちながら、特にデリバティブ取引とコピートレード機能が充実しています。日本語対応や、使いやすいスマホアプリを提供していることから、日本のユーザーにも親しまれており、世界中で2000万人以上のユーザーに利用されています。取引手数料はメイカー0.02%、テイカー0.06%と、比較的低コストで、初心者から上級者まで幅広く利用できる設計です。

Bitgetの特徴

Bitgetの最大の特徴のひとつは、最大125倍のレバレッジをかけた取引が可能であり、特に大きなリターンを狙うトレーダーにとっては魅力的です。ゼロカットシステムも採用しており、取引に失敗しても借金が発生しないため、リスク管理をしやすく、初心者でも安心してレバレッジ取引を始めることができます。

また、Bitgetは独自のコピートレード機能が充実している点でも注目されています。コピートレードでは、プロトレーダーの取引を自分の口座で自動的にコピーすることが可能で、取引経験が少ない人でも簡単に仮想通貨トレードに参加できます。プロトレーダーをフォローし、取引通貨や金額を設定するだけで取引が開始され、忙しいユーザーや初心者にとって利便性の高い機能です。さらに、コピートレードには以下の方法があります。

  • 先物コピートレード(高リスク高リターンを狙う)
  • 現物コピートレード(リスクを抑えた取引)
  • 戦略的なボットコピートレード(自動戦略に基づく取引)

Bitgetのもう一つの特徴は、資産保護に力を入れている点です。例えば、「Merkle Tree Proof-of-Reserves」により保有資産の透明性を公開しており、準備金率を200%以上保有しています。これにより、ユーザーの資産保全を重視していることが証明されています。

注意点

Bitgetの注意点としては、金融庁への登録が行われていないため、日本国内での規制リスクがゼロではない点が挙げられます。また、他の海外取引所同様、日本円の直接入出金には対応していないため、国内取引所で暗号資産を購入してからBitgetに送金する必要があります。

  • 安全性: ★★★★☆
  • 使いやすさ: ★★★★☆
  • 手数料: ★★★★☆

Bitgetへのリンクはこちら:Bitgetリンク

3:KuCoin

KuCoin(クーコイン)は2017年に設立された香港拠点の暗号資産取引所で、豊富な取扱銘柄やユーザー参加型のイベントを提供しており、特にアルトコインの取り扱い数が700種類以上と、業界トップクラスの水準です。ここでは、KuCoinの特徴と利便性、注意点を説明します。

KuCoinの特徴

  1. 取扱銘柄の豊富さ
    KuCoinの最大の特徴は、その700種類を超える取扱銘柄の多さにあります。Bybitなどが主にメジャーな暗号資産に特化するのに対し、KuCoinは多くのマイナーアルトコインや草コインも扱っているため、マイナーコインへの投資機会を広げたいユーザーにとって大きな魅力です。特にマイナーコインは、値動きが大きくなる可能性があるため、リスクとリターンの幅を取れる選択肢として注目されています。
  2. 手数料が低くコストを抑えられる
    KuCoinの現物取引の手数料は0.1%と業界内でも非常に低く、頻繁に取引するユーザーにとっては長期的なコスト削減に役立ちます。さらに、入出金手数料も無料のため、少額取引から始めるユーザーにも向いています。頻繁な取引や多様な銘柄取引を行うユーザーにはKuCoinが経済的なメリットが大きいでしょう。
  3. 初心者向けの日本語対応
    公式サイトのメニューやFAQが日本語に対応しており、初心者でも安心して操作できる環境が整っています。スマホアプリも使いやすく、外出先でもスムーズに取引が行えるため、多くのユーザーに支持されています。

注意点

KuCoin(クーコイン)は、豊富な取扱銘柄と低手数料で多くのユーザーに支持されていますが、利用にはいくつかの注意点もあります。

まず、KuCoinは2020年にハッキング被害を受け、大規模な資産流出事件が発生しました。この際、KuCoinは被害額を全額補償し、その後、二段階認証や高度な暗号化を導入するなどセキュリティ対策を強化しています。しかし、このような過去があるため、利用時には最新のセキュリティ状況の確認が推奨されます。さらに、万が一、取引所が破綻した場合には資産が保護されない可能性があるため、資産管理には注意が必要です。

また、KuCoinは香港を拠点に運営されていますが、中国本土の影響を受ける可能性がある点も注意が必要です。中国政府は仮想通貨に厳しい姿勢を取っており、将来的に規制が拡大した場合、香港の取引所であっても影響を受けるリスクがあります。過去には日本のユーザーに対して一時的にサービスが制限されたこともあるため、規制の動向には目を光らせる必要があります。

  • 安全性: ★★★☆☆
  • 使いやすさ: ★★★☆☆
  • 手数料: ★★★★★

KuCoinへのリンクはこちら:KuCoinリンク

4:BingX

BingX(ビンエックス)は、2018年に設立された仮想通貨取引所で、世界100か国以上の500万人を超えるユーザーに取引サービスを提供しています。この取引所は、先進的な取引機能とユーザーフレンドリーな設計により、初心者から上級トレーダーまで幅広く支持されています。特に、BingXのコピートレード機能は他社と一線を画し、初心者でも経験豊富なプロトレーダーの取引を簡単にコピーできる仕組みが整っているため、デリバティブ取引の知識が浅いユーザーでも安心して利用可能です。

特徴

BingXの特徴は、以下の点に集約されます:

  • 豊富な取引ツール:MetaTrader 5(MT5)に対応しており、仮想通貨以外にFXや株価指数、貴金属など多様な金融商品も扱えるため、投資の選択肢が広がります。また、コピートレードだけでなく、先物取引やグリッド取引も用意されています。
  • 安全性の確保:準備金証明としてMazarsによる監査が行われており、ユーザー資産の保全に取り組んでいます。さらに、AIによるKYC認証や銀行レベルのセキュリティ対策が施され、安心して取引ができる環境が整えられています。

また、BingXは600種類以上の仮想通貨を取り扱い、日本語にも完全対応しているため、日本のユーザーにとっても使いやすいプラットフォームです。

注意点

一方で、BingXにはいくつかのデメリットもあります。まず、日本の金融庁に未登録のため、将来的な規制リスクがあること、さらにDeFi機能がなく、ステーキングやレンディングの運用ができない点です。その他、他の取引所と比較すると取引手数料がやや高めで、取引システムが複雑なため、初心者には使いづらい場合があります。さらに、万が一、取引所が破綻した場合には資産が保護されない可能性があるため、資産管理には注意が必要です。実際、同取引所は24年9月、ハッキングで5,200万ドルを損失しました。

  • 安全性: ★★★☆☆
  • 使いやすさ: ★★★★☆
  • 手数料: ★★★★☆

BingXへのリンクはこちら:BingXリンク

5:MEXC

MEXCは、シンガポールに拠点を持つ暗号資産取引所で、2900種類以上の暗号資産を取り扱う点で他の取引所を圧倒的に上回ります。この豊富な取扱銘柄に加え、新規上場のスピードが早く、注目の暗号資産をいち早く取引できるため、将来有望なトークンの初期投資を希望する方にとって大きなメリットです。

MEXCの主な特徴は次の通りです:

  • 日本語対応のカスタマーサポート:公式サイトやアプリに加え、日本語対応のサポートスタッフが在籍し、問い合わせにも迅速に対応。日本人ユーザーも安心して利用できます。
  • MXトークン特典:独自トークン「MX」を保有すると、取引手数料の割引、IEO(新規上場トークン購入イベント)への優先参加、さらに新規銘柄への投票権が付与され、取引コストを抑えながらも豊富な投資チャンスを得られます。
  • クレジットカードでの購入:日本円で暗号資産をクレジットカード決済により購入可能で、国内取引所を経由せず、迅速に取引を開始できる点も利便性に優れています。

他の取引所と一線を画すMEXCの最大の特徴は「豊富な銘柄数と迅速な新規上場対応」です。特に、マイナーコインや上場直後の暗号資産にアクセスできる取引環境は、MEXCならではの利点といえます。

注意点

一方で、日本円での直接取引ができないため、国内取引所を経由して暗号資産を送金するか、クレジットカードを利用する必要があり、手数料や為替レートの影響を考慮する必要があります。また、取引手数料は他の取引所と比べてやや高めですが、MXトークンを活用することで割引が適用されます。さらに、万が一、取引所が破綻した場合には資産が保護されない可能性があるため、資産管理には注意が必要です。

  • 安全性: ★★★☆☆
  • 使いやすさ: ★★★★☆
  • 手数料: ★★★☆☆

MEXCへのリンクはこちら:MEXCリンク

まとめ:海外取引所選びは用途に合わせて慎重に

海外の暗号資産取引所は、日本国内では手に入らない多様な銘柄や高度な取引機能を提供しているため、投資の幅を広げたいユーザーにとって有力な選択肢です。しかし、国内取引所とは異なる規制の下で運営されており、特にセキュリティ体制や顧客資産の保護については、注意が必要です。また、トラベルルールなどの法規制にも対応するため、情報提供や送金先の確認が欠かせません。本記事では、人気の海外取引所の特徴を比較し、利用時のメリットとリスク管理のポイントを解説しました。適切な取引所を選び、リスクに備えることで、投資機会を最大限に活用できるでしょう。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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