米ビジネスインテリジェンス企業のマイクロストラテジーは25日までに、ビットコイン(BTC)を5445枚追加購入した。今回の追加購入は8月1日から9月24日の間に行われ、1BTCあたりの平均取得価格は2万7053ドル(約403万円)、取得費用は1億4730万ドル(約219億5000万円)。
マイクロストラテジー社が保有するビットコインは現在、15万8245BTC。同社は最新の決算報告(2023年第2四半期)で、自社株の売却を通じて最大7億5000万ドルの資金調達を行い、ビットコイン購入などに充てる意向を示していた。多くの投資家が、上場企業として最大のBTC保有量を誇るマイクロストラテジーのビットコイン投資戦略に注目している。
マイクロストラテジーとは?創業者はビットコイン強気派
マイクロストラテジーは、ビジネス向け分析ソフトウェアMicroStrategyを提供する米国企業。1998年にアメリカのナスダック市場に上場。同社は2020年8月よりビットコイン投資を進め、過去3年間で25回以上の購入を完了している。1BTCあたりの平均取得価格は2万9582ドル(約440万8000円)だ。マイクロストラテジーの株式購入がビットコインへの間接的な投資手段とみなされている節もあり、ブラックロックをはじめ金融大手各社がマイクロストラテジー株へ投資を行っている。同社率いるマイケル・セイラ創業者はビットコイン強気派として知られ、「ビットコインは安全資産である」という姿勢を貫いている。
ビットコイン価格が年初比80%増の水準で推移する一方、マイクロストラテジー株(MSTR)は年初比約2.2倍に高騰している。本稿執筆時点で、ビットコイン価格は前日比0.44%減の2万6222ドル。
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