オンド・ファイナンス(ONDO)が過去24時間でアルトコイン市場の最大の上昇銘柄となった。トークンは約16%上昇し、数カ月続いたアキュムレーションゾーンを高い出来高で上抜けた。
この動きは、米証券取引委員会(SEC)が分散型プラットフォーム上でのトークン化証券取引を認めるイノベーション免除策を準備しているというブルームバーグの報道と一致する。これはオンド・ファイナンスの現実資産インフラに恩恵をもたらす構造的な変化。
ONDOが3カ月のアキュムレーションゾーンを上抜け
日足チャートでは、オンドが長期的なアキュムレーションレンジを上抜けた。2月初旬から5月初めまで、0.25ドル〜0.30ドルのレンジ内で推移していた。
トークンは0.33ドル付近の0.382フィボナッチ・リトレースメントから反発し、現在は0.37ドルの0.5フィボナッチ水準を試している。次の上昇目標は0.41ドルの0.618フィボナッチで、その後0.47ドルの0.786エクステンションに到達する可能性があり、ここで押し目が形成されるリスクもある。
ブレイクアウト時には大きな出来高の急増を伴い、この動きへの強い信念を示した。その後も出来高は縮小しているが、依然として過去のアキュムレーション期に比べ高水準を維持している。
相対力指数(RSI)は約61で推移し、50の中立値から反発して上昇基調にある。この水準は新たな強気モメンタムが生じているものの、買われ過ぎ領域には至っていないことを示唆する。
短期足も強気パターンを裏付け
4時間足チャートでも日足の強気パターンが強調された。ONDOは5月第2週まで続いた下降トレンドラインを明確に突破し、上位足の構造的変化を裏付けている。
5月初頭から複数回価格上昇を阻んでいた過去のレジスタンス領域も、現在は回復し0.33ドルでサポートとして意識される見込み。
4時間足のRSIは約64と日足よりやや高く、短期的なモメンタム継続を示す。ボリンジャーバンド幅パーセンタイル(BBWP)は極端な数値となっており、長期にわたる価格圧縮の後、ボラティリティが急拡大したことを示唆する。
4時間足の出来高は初動のブレイクアウトローソク足後に縮小しており、これは分配局面ではなく健全な持ち合い形成の特徴といえる。
ONDO、ブレイクアウト維持なら0.41ドルが目標
独立系アナリストのMasterCryptoHq 氏も同様のパターンに注目し、4時間足での下降チャネルブレイクアウトと同様のターゲットを示した。
「$ONDOは4時間足チャートで主要な下降チャネルをブレイクアウトした。モメンタムは上昇傾向に転じており、次の動きは0.409ドルおよび0.451ドルがターゲットとなりうる。同時に、SECがブロックチェーンベースの証券取引に対する新たな免除措置を導入するとの報道も。市場は明らかに注目しており、#ONDOはすでに急上昇している」
ファンダメンタルズもテクニカル上のブレイクアウトと整合している。ブルームバーグは、SECが分散型プラットフォームにおけるブロックチェーン証券取引を許可するイノベーション免除策を準備していると報じた。オンド・ファイナンスはイーサリアム、ソラナ、BNBチェーンで合計260銘柄のトークン化米国株とETFを提供しており、トークン化株式発行市場で推定70%のシェアを保持する。
今後の展開は買い勢力が0.33ドルのサポートを死守できるかにかかる。この水準を維持できれば、0.41ドルや0.47ドルへの上昇余地が開け、これはフィボナッチやアナリストの見立ても一致する。逆に0.33ドルを割り込めば、ブレイクアウトのシナリオは崩れ以前のアキュムレーションレンジに戻るリスク。
直近のオンドの価格推移は、広義の現実資産テーマと非常に連動性が高い。次に日足で0.41ドルを上抜けてクローズすれば、この上昇波動の上限を目指す買い意欲の本格的な確認となる。









