イーサリアム財務企業の収益の6割がステーキング由来

  • 2025年に上場しているイーサリアム財務関連企業の開示収益の60%をステーキングが占めた。
  • ETHトレジャリー関連企業の2025年度累計損失は14億1,000万ドルとなった。
  • ビットマインは2026年2月までの6か月間で90億2,000万ドルの最終赤字を計上した。
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ステーキングが上場イーサリアム(ETH)トレジャリー企業の2025年開示売上高の60%を占めたと、ステーキングプロバイダーのEverstakeが火曜日に発表した新たな調査で明らかにした。

この結果は、ETHトレジャリー企業が計上した巨額の純損失とは対照的な内容となる。

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ステーキングがETHトレジャリー収益の60%をけん引

ステーキング関連の収益を個別に開示する企業の間で、利回り創出が主要な事業指標となりつつある。例えば、Bit Digitalは2025年に700万ドルのETHステーキング報酬を報告し、前年同期比287%増となった。

Everstakeは、ステーキングが「報告上のトップライン業績に大きく寄与している」と指摘する。こうした利回り向上は、損益計算書上の純損失が拡大する中で生じている。

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2025年度通期決算が判明しているトレジャリー企業全体では、暗号資産市場全体の下落を背景に総額14億1000万ドルの損失を計上した。個別の開示から損失の規模が浮き彫りとなる。

BitMine Immersion Technologiesは、2月28日までの6カ月間で90億2000万ドルの純損失を計上した。その他の同業他社でも同様に大幅な損失が見られる。

Everstakeのボフダン・オプリシュコ共同創業者兼COOは、受け身の保有者は構造的な再評価に直面していると述べた。収益は現在、遊休資産ではなく、積極的に運用されている資産から主に生み出されており、この変化がビジネスモデルの持続に寄与しうるとの見方を示した。

「資本を積極的に運用する者が新たな標準を築いている。この運用はもはや従来のプロトコルステーキングだけにとどまらない。流動性ステーキングやDeFiレンディング市場への統合、高度なバリデータ戦略(最適化されたブロック構築やMEV(最大抽出可能価値)の獲得など)も含まれている」と同氏は述べる。

Everstakeは、2026年5月までに開示された上場ETHトレジャリー企業15社の規制当局提出資料や決算開示をもとに調査結果をまとめた。

これまでDATは、公開市場投資家が暗号資産に規制下で投資できる唯一の手段だった。スポット型ETH ETFの登場によりその独占状態は崩れ、利回りが主要な差別化要因となった。

「個別に見ると、多くのDAT株は実際の暗号資産保有高に対し、割安に取引されている。これは投資家の行動に変化が生じており、単なる受動的な保有へのプレミアム支払い意欲が低下していることを示唆する。……端的に言えば、ステーキングが2026年以降もDAT各社が存在感を維持するための構造的な下支えとなっている」と調査は指摘する。

受け身の積み上げ型投資家が、再評価された市場で生き残れるかどうかは現時点では不透明である。

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