複数の銘柄が水曜日の時間外取引で、エヌビディア(NVDA)を上回る上昇率を記録した。エヌビディアの決算は第2四半期の売上高・利益ともに市場予想を上回ったが、他銘柄が目立った伸びを示した。
オクタ、セールスフォース、クラウドストライク、ヴィーバ・システムズはいずれも、自社の四半期決算がウォール街予想を上回ったことを受け、エヌビディアを凌ぐ上昇率を記録した。
エヌビディア決算は予想上回るも、他銘柄が上昇を主導
エヌビディアは第2四半期(会計年度)の調整後1株当たり利益2.22ドル、売上高962億2000万ドルを計上した。いずれもLSEG調査によるアナリスト予想(1株当たり2.10ドル、売上高921億7000万ドル)を上回った。
ガイダンスも堅調だった。経営陣は第3四半期の売上高見通しを1080億ドルとし、コンセンサス予想を上回った。しかし、目覚ましい決算発表にもかかわらず、株価の時間外上昇はわずか4%にとどまり、数字の規模に比べて反応は限定的だった。
オクタとセールスフォースが時間外取引の主役に
オクタ(OKTA)は時間外で約19%上昇し、水曜日決算発表銘柄の中で最大の上げ幅を記録した。アイデンティティ管理企業のオクタは、調整後1株当たり利益1.05ドル、売上高8億500万ドルを計上。LSEG調査のアナリスト予想(1株当たり97セント、売上高7億9500万ドル)をいずれも上回った。オクタは通期の利益・売上高のガイダンスも引き上げた。
セールスフォース(CRM)は、調整後の1株当たり利益が2倍以上の5.90ドルに増加し、投資利益も計上したことで約13%上昇した。売上高は113億5000万ドルとなり、コンセンサス(113億2000万ドル、LSEGデータ)を上回った。寄り付き後もこの上昇を維持すれば、ダウ平均におよそ160ポイント分の寄与が見込まれる。
クラウドストライク(CRWD)は、売上高・1株当たり利益ともに予想を上回ったことで約10%上昇した。第3四半期ガイダンスも利益面で予想並み、売上高は予想を上回った。ライフサイエンス向けソフトのヴィーバ・システムズ(VEEV)は、両指標で予想を上回り約7%上昇。今四半期及び通期のガイダンスも引き上げた。
小幅な値動きと下落銘柄
アジレント・テクノロジーズ(A)は4%上昇し、エヌビディアと同じ伸びとなった。第3四半期売上高は18億8000万ドルで、FactSet予想の18億4000万ドルを上回った。
エバーピュア(P、旧ピュア・ストレージ)は約2%上昇した。調整後1株当たり利益70セント、売上高11億9000万ドルは、ともにFactSet予想(58セント、11億ドル)を上回った。
アーバン・アウトフィッターズ(URBN)は、予想並みの決算内容にもかかわらず約5%下落した。同社の利益には一時的な関税返還益が含まれていなかった。
水曜日の株価の反応はまちまちとなった。決算発表が予想を上回った事実だけでなく、ガイダンスの質や今後の見通しに関するコメントが、値動きの大きさを左右した。木曜日の取引開始後もこれらの上昇が維持されるかどうかが注目される。









