ナスダックのTONクジラ、2億2600万トークンをロック

  • TONストラテジーは5月のステーキング利回りを1.48%に引き上げ、TONのアップグレードを支持した。
  • 同社は2億2,750万トンコインを保有し、ほぼ全額をステーキングしている。
  • 5月の年率換算利回りは17.8%となり、4月の16.7%から上昇した。
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TONストラテジーは、5月のステーキング利回りをおよそ1.48%に引き上げた。2億2750万トンコイン(TON)近くをステーキングしたままにし、ネットワーク最大級のバリデーターのひとつとして役割を強化した。

利回りは4月の1.39%から上昇し、年換算で約17.8%となった。ナスダック上場のトレジャリー企業である同社は、The Open Networkの新たなアップグレードにも賛成票を投じた。

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TONストラテジーの株価は年初来で65%上昇 出典: Google Finance
TONストラテジーの株価は年初来で65%上昇 出典: Google Finance

ステーキング利回り上昇、保有資産はロック状態維持

TONストラテジーはナスダックでティッカーシンボルTONXとして取引されている。5月31日時点で約2億2750万TONを保有し、そのうち約2億2680万TONがステーキング中

月間の総利回りは1.48%となり、4月の1.39%から上昇した。年換算では16.7%から約17.8%に拡大した。

ステーキングは同社のトレジャリー戦略の中核をなす。保有ポジションのほぼ全てがロックされ、Telegram連携ネットワーク上でリワードを獲得している。

2026年のTONブロックチェーンTVL 出典: DeFilLama
2026年のTONブロックチェーンTVL 出典: DeFilLama

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ネットワークアップグレードがTONの勢いを後押し

ステーキングの利回り上昇はガバナンス投票と重なった。TONストラテジーは6月4日より有効となった設定変更を支持した。

アップグレードはパフォーマンス、スループット、スケーラビリティ向上を目指す。ただしバリデーション報酬は変更されないと同社は説明した。

変更によりスマートコントラクトの実行が最適化され、ネットワーク全体でブロックデータの処理も高速化された。他にも検証能力が拡充され、スパムや混雑対策も強化された。

ケビン・ウィルソンCEOは、この投票がTONの長期的な消費者向けアプリ展開を後押しする動きだと述べた。

「これらネットワークアップグレードは、TONがTelegramエコシステムに連携した大量利用の消費者向けアプリ開発を推進するうえで、またひとつ重要なステップである。われわれが賛成票を投じたのは、プロトコルレベルでの継続的な開発が重要だと考えるからだ」とウィルソンCEOは語った

6月の変更は、4月のブロックタイムや取引コストに関するアップグレードに続くもの。開発者は2026年9月に予定されるブリッジ停止にも言及している。

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