Zapperは8月3日に完全閉鎖へ、DeFi分野のポートフォリオトラッカーとしての役割を終える。
共同創業者でCEOのセブ・オーデCEOはX上で決定を発表した。チームで複数の選択肢を検討した結果、計画的な事業終了が最も妥当との結論に至ったとしている。
Zapper、8月3日にウェブサイト・アプリ・APIサービスを終了
オーデCEOによれば、最盛期には月間200万以上のアクティブユーザーを有し、累計130億ドル超の取引高を記録していた。
同プロジェクトは初期段階から有力な支援を受けてきた。CryptoRankのデータによれば、Zapperはフレームワーク・ベンチャーズ主導で2回の資金調達ラウンド合計1650万ドルを調達している。
シリーズAは2021年に実施され、サウンドベンチャーズやマーク・キューバン氏らが参加し、1500万ドルを調達。さらに2020年のシードラウンドで150万ドルをコインベース・ベンチャーズ、コインファンド、コインゲッコー・ベンチャーズなどから調達している。
オーデCEOは閉鎖を「最善の選択」と位置づけた。
「Zapperの構築に約7年取り組んできたが、Zapperの事業終了を発表せざるを得ない。さまざまなオプションを検討し、一部は徹底的に追求したが、計画的な終結が最良の判断であるとの結論に至った」と投稿に記されている。
ユーザーとチームへの影響
閉鎖対象はzapper.xyzのウェブサイト、Zapperのモバイルアプリ、APIサービス全般となる。既存APIユーザーには対応策の案内メールが送付される。
オーデCEOは今回の発表を通じて、エンジニアや運営スタッフの転職支援も呼びかけている。
「このチームは、数百万規模のユーザーと130億ドルの取引高を実現してきた。オンチェーン技術に精通したエンジニア、そして大規模運用のノウハウを持つオペレーションスタッフが揃っている」と同氏は述べた。
今回の閉鎖は、業界全体に広がる事業撤退の流れの中で起きたもの。Ctrl Walletも同じ8月3日にサービス終了を予定しており、2026年にかけて閉鎖が相次ぐ見通し。
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