⽇本発のパブリック・ブロックチェーン「アスターネットワーク(Astar Network)」は24日までに、NFT市場ラリブル(Rarible)とパートナーシップを締結した。23日にテストネットをローンチしたイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2ブロックチェーンAstar zkEVM上で、コラボ記念NFTを配布する可能性もある。
アスターネットワークおよびラリブルは公式X(旧Twitter)にて、テストネットzKatana上でミント(新規発行)された最初のNFT「Midnight in Tokyo」を公開。同NFTについては今後、エアドロップが行われる可能性があるものの詳細は不明。Astar zkEVMメインネット開始以降のエアドロップとなるケースもあり得る。
Astar zkEVMは、ゼロ知識証明を活用したPolygon CDK(ポリゴン・チェーン開発キット)により開発された。年内にテストネットをローンチする予定だったが、テストネットzKatanaを23日に開始した。
- ゼロ知識証明(zero-knowledge proof)とは:
取引内容自体は公開することなく、取引が正当であることを証明できる暗号学的手法。個人情報や取引内容が明かされることなくプライバシーを保護でき、トランザクション処理の高速化も実現する。
ラリブルは、クリエイター重視の方針を貫くNFTマーケットプレイスとして知られる。NFT市場では、NFTの発行主に還元される報酬(ロイヤリティ)の任意化が進んでおり、クリエイターが収益機会を失う可能性が懸念されている。オープンシー(OpenSea)は8月、NFTロイヤリティの実質撤廃に関する規約改定を実施。これを受け、ラリブルはロイヤリティを回避、あるいは最小限に抑えるNFT市場を締め出す方針を示していた。
Follow us on:
X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル
免責事項 - Disclaimers
当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。