韓国最大手の暗号資産取引所Upbitは、本日ミームコインのBonk(BONK)の上場廃止を発表した。
このニュースを受け、ソラナ(SOL)基盤の同トークンは2023年11月以来の最安値となった。BONKの一時的な最安値は0.00000255ドル。本稿執筆時点では0.00000264ドルで推移し、前日比で約7%下落。
UpbitがBONKを上場廃止する理由
UpbitはBONK/KRWおよびBONK/USDTの両ペアの取り扱いを、9月7日15時(KST)で終了する。取引停止時には、両ペアの全ての注文がキャンセルされる。
同取引所は審査の結果、複数の未解決な懸念事項があると指摘。この結果、BONKが上場基準を満たさなくなったと判断した。
また、原因が特定されておらず解消もされていないセキュリティ上のインシデントが同トークンに影響していると説明。運営側が重要情報を適時開示しなかった点も挙げている。
今回の判断は1カ月に及ぶ審査を経たもの。Upbitは7月7日、BONK DAOが2000万ドルのガバナンス攻撃を認めた後、BONKを警告銘柄に指定していた。
「仮想資産に対するさらなる厳格な審査の結果、警告指定の根拠が解消されていないとUpbitは判断し、警告資産指定および取引支援終了方針に基づき、取引支援を終了する決定を下した」と同取引所の通知に記載されている(韓国語からの翻訳)。
セキュリティ問題の影響でBONKのパフォーマンスは大きく低下。7月に主要資産が上昇する中、同トークンはこのブームに乗り遅れ、直近1カ月で30.5%下落した。
BONKはミームコイン業界内でも苦戦。セクター上位のドージコイン(DOGE)や柴犬コイン(SHIB)は同期間で1桁台の下落にとどまったが、BONKの下落幅は大きく、大手ミームコインの中でも最も低調なパフォーマンス。
上場廃止により、韓国で最大規模のリテール向け流動性プールからBONKが消えることになる。今後、韓国他取引所もUpbitの措置に追随するか注目される。
BONK保有者は今後どうなるか
Upbitによれば、取引終了後も30日間、10月7日までBONKの出金は可能。上場廃止後の入金は口座に反映されないと警告している。
また、出金期間終了後の誤送金については、資金回収に長期間を要する場合があるという。今後BONKへのエアドロップ、ウォレットアップグレード、ハードフォークもサポートしないと付け加えた。
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