ビットコインとイーサリアムの違いを比較表で見る

23 mins

ヘッドライン

  • ビットコインは、世界初の暗号資産で、中央銀行や政府による管理を受けず、ブロックチェーン技術によって取引が行われる
  • イーサリアムは、スマートコントラクトを搭載しており、さまざまなアプリケーションの構築に利用されている通貨
  • ビットコインとイーサリアムは、それぞれ異なる特徴を持つ暗号資産なので、投資目的やリスク許容度によって判断することが重要

暗号資産に投資する人が年々増えており、その注目度が高まっています。その中でも、ビットコインとイーサリアムは、暗号資産の代表格として知られており、時価総額も暗号資産業界で1位、2位となっています。ビットコインもイーサリアムもともに米国でETFが承認され、投資所商品としての地位を確固たるものにしましたが、その「違い」についてはご存知でしょうか?資産価値の保存を目的とする場合は、ビットコインが適しているといえ、DAppsやDeFiの将来性に期待しているならイーサリアムがおすすめと言えます。そこで、ビットコインとイーサリアムの比較表から違いを見つけ、将来の価格予想、投資をするならどちらがおすすめかを解説します。

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ビットコインとイーサリアムの違い(比較表)

ビットコインETF

ビットコインとイーサリアムの違いを比較表を用いて、解説します。

ビットコインイーサリアム
発行枚数2100万BTC(上限)無制限(将来的に上限が決まる可能性あり)
主な利用用途や価値資産の保存手段スマートコントラクトやDAppsの開発に利用
創設者サトシ・ナカモト(匿名)ヴィタリック・ブテリン
コンセンサスアルゴリズムProof of Work(PoW)Proof of Stake(PoS)
時価総額ランキング1位2位
誰向けの金融商品か価値の保存を目的とする個人や企業スマートコントラクトを使った新しいサービスを開発する個人や企業(将来性を感じる投資家など)

ビットコインは、価値貯蔵の手段としての役割が主であり、物の対価として支払うための決済手段として中央集権的な状態から抜け出すことを目的として作られました。

一方、イーサリアムはプラットフォームとして機能し、スマートコントラクトを実行するための仕組みとして機能しています。同じ暗号資産ですが、両者にはさまざまな違いがあり、その暗号資産の目的にも大きな違いが見られます。

ビットコインとイーサリアムを買うならどっちがオススメか

ビットコインをおすすめする理由

ビットコインは、2009年に誕生した世界初のデジタル通貨です。中央銀行や政府などの管理を受けずに、世界中の誰でも自由に送金や決済を行うことができます。また、発行枚数が2100万BTCと上限が決められているため、希少価値が高く、資産としての価値も期待されています。

イーサリアムをおすすめする理由

イーサリアムは、2015年に誕生したブロックチェーン技術を活用したプラットフォームで、主にETHはイーサリアム上で作成されたアプリケーションで利用することができます。

スマートコントラクトはDAppsの開発に利用されることが多く、DeFiやNFTなどの新しい金融サービスやビジネスモデルで活用されているため、ETHは、ブロックチェーン技術を使った新しいサービスを開発する個人や企業、もしくはその将来性を感じる投資家などに適した金融商品と言えます。

個人の目的によって、投資対象が変わる

決済や価値の保存を目的とする場合は、ビットコインが適しているといえるでしょう。一方、ブロックチェーン技術を使った新しいサービスを開発する目的、もしくはスマートコントラクトの将来性に期待を寄せているの合は、イーサリアムが適しているといえます。

投資の観点から見ると、ビットコインは希少価値の高さから、資産としての価値が期待されている一方、イーサリアムは、新しいサービスの開発によって、今後需要が拡大する可能性があります。

どちらの暗号資産に投資するかは、以下のような内容を参考にすると良いでしょう。

  • どれだけのリターンを期待したいか
  • 暗号資産の思想や理念への共感
  • その暗号資産の将来性
  • どの程度のリスクをとれるか

個人の目的によって、投資対象や投資金額が大きく変わるため、自分の投資目的などを理解しながら、選択していきましょう。

ビットコインとイーサリアムの今後の動向予想

2024年5月の暗号資産ニュース

ビットコインとイーサリアムの今後の動向予想を行います。

ビットコインの今後の見通し予想

ビットコインの未来は、米国のビットコインETF(上場投資信託)承認という歴史的な転換点を迎えていました。今後は、機関投資家や個人投資家からの資金流入を加速させ、ビットコインの価格上昇を後押しする大きな要因となるはずです。

ビットコインETFホールディングス:出典クリプトクワント

実際に、米年金基金がビットコインETF投資を検討を始めています。また、ビットコイン投資家の多くは、長期的な価値上昇を見込んでビットコインを保有しているため、市場に流通するビットコインの供給量を減らし、価格を安定させる効果もあります。

加えて、米国のETF承認は、他の国々にも大きな影響を与える可能性があり、各国は米国に追随してビットコインETFを承認する動きを見せいます。香港はビットコインとイーサリアムのスポットETFをローンチ、オーストラリアはスポットETFの独自バージョンのローンチを準備しています。この世界的なETF承認の波は、ビットコインの需要をさらに高め、価格上昇を加速させる可能性があると言えるでしょう。

関連記事:ウィスコンシン州、金融大手に続きビットコインETFを購入

イーサリアム今後の見通し予想

ビットコインETFの承認は、市場全体の信頼性を高め、機関投資家や伝統的な金融機関の関心を集めました。この流れは、イーサリアムETFの承認期待へとつながりました。ETFを通じて、より多くの投資家がイーサリアムにアクセスできるようになり、価格上昇の大きな要因となることが予想されます。

またイーサリアムは、DApps(分散型アプリケーション)やDeFi(分散型金融)のプラットフォームとして、独自のエコシステムを構築しています。DAppsは、ゲーム、ソーシャルメディア、金融サービスなど、多岐にわたる分野で利用されており、DeFiは、従来の金融システムに代わる新たな金融サービスを提供しています。

さらに、イーサリアムは、スケーラビリティ、セキュリティ、エネルギー効率などの課題を解決するため、継続的なアップデートを行っています。特に、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)への移行は、イーサリアムのエネルギー消費量を大幅に削減し、環境への負荷を軽減しました。今後もアップデートにより、イーサリアムの需要は高まり続ける可能性が高いです。

関連記事:イーサリアムETFの承認が業界に与える影響とは

ビットコインとイーサリアムの最新ニュース

暗号資産市場上昇、ビットコイン(BTC)価格、アプトス(APT)

ビットコインとイーサリアムの最新ニュースを紹介します。

ビットコイン関連の最新ニュース:ETFが牽引し、アメリカ市場で取引活発化

アメリカにおけるビットコイン取引が活況です。2024年1月から4月までの取引量の46%をアメリカ市場が占め、その背景には1月にローンチされた「スポット・ビットコインETF」の存在が影響しています。

米国市場時間のビットコイン取引|出典:カイコ/ブルームバーグ

ETFは、証券会社を通じてビットコインを株式のように簡単に売買できる仕組み。、個人投資家だけでなく機関投資家からの資金流入も促進中。スポット・ビットコインETFは、ローンチからわずか4ヶ月で約130億ドル(約1兆8200億円)もの資金を集め、ETF史上最も成功した商品の1つとなりました。5月に入ってからは需要が一時的に鈍化したものの、直近2日間で5億4290万ドルの資金が流入しており、再び勢いを取り戻しつつあります。

現在、ビットコイン価格は7万ドル(約980万円)前後で推移しており、2024年1月から4月までのリターンはS&P 500の5倍を記録しています。

関連記事:スポット・ビットコインETF、米国時間帯にかつてない取引量を記録

イーサリアム関連の最新ニュース:イーサリアムETF承認の可能性、専門家が75%に引き上げ

イーサリアム上場投資信託(ETF)が2024年5月24日、SECに承認されました。ETFは、証券取引所で株式のように仮想通貨を売買できる金融商品。イーサリアムETFが承認されれば、機関投資家や個人投資家の資金流入が加速し、イーサリアムの価格上昇に繋がると期待されています。

この期待感の高まりは、イーサリアム関連のミームコイン銘柄の価格も押し上げています。代表的なミームコインであるPepe(PEPE)は、過去最高値付近で取引されており、24時間で17%以上も急騰。

ただし、ETFの承認には、規制当局である米国証券取引委員会(SEC)の判断が不可欠です。SECはこれまで、市場のボラティリティや価格操作のリスクを懸念し、慎重な姿勢でしたが、、SECの姿勢に変化の兆しが見られるとの観測も浮上しています。

関連記事:イーサリアムETFの投資方法を学ぶ

ビットコインとイーサリアムの今後の価格予想

A16z、暗号ファンド、暗号VC

ビットコインイーサリアムの今後の価格予想を紹介します。

ビットコイン(最高値予想)&現在からの予想ROIイーサリアム(最高値予想)&現在からの予想ROI
2024年77,021ドル / 86%5,314ドル / 141%
2025年189,313ドル / 362%6,767ドル /207%
2030年422,248ドル / 924%17,658ドル / 702%

価格が上下する理由は、チャート分析だけでなく、その背後にある「ファンダメンタル指標」からも読み解くことができます。ビットコインの価格予測において、注目すべき指標の1つが「ストック・フローモデル」です。

ビットコイン価格予測と
S2F : 
Lookintobitcoin

上記モデルは、既存の供給量に対する年間生産量の比率を分析するモデルで、ビットコインの希少性と価格の相関関係を明らかにします。過去のデータからは、希少性が高まるほど価格が上昇する傾向が見られます。

現在のビットコインは、価格がまだこのモデルが示す水準に追いついていない状態です。つまり、将来的には価格がさらに上昇する可能性があると言えるでしょう。

イーサリアムの価格予測には、以下のような複数の指標が参考となります。

アクティブアドレス: 
CryptoQuant
  • トランザクション数:取引数の増加は、イーサリアムの利用者増加を示唆し、需要の高まりから価格上昇につながる可能性
  • アクティブなアドレス数:イーサリアムを使用しているユーザー数を示す指標。アクティブなアドレス数が増加すれば、イーサリアムの普及が進んでいると判断できる
  • 取引所からのイーサリアムの流出:取引所からイーサリアムが流出するということは、投資家が長期保有を目的としている可能性があり、市場に出回るイーサリアムが減少することで価格上昇に繋がることがある
  • ガス料金:イーサリアムの取引手数料であるガス料金の上昇は、ネットワークの利用増加を示唆し、需要の高まりから価格上昇につながる可能性がある

ファンダメンタル分析は万能ではありませんが、これらの指標を参考にしながら、ビットコインやイーサリアムの将来性を考察することは、投資戦略を立てる上で有益な情報となります。

ビットコインとイーサリアムを購入できる国内取引所

ビットコインとイーサリアムは、以下の国内取引所で購入できます。

  • コインチェック
  • ビットフライヤー
  • GMOコイン
  • ビットバンク
  • DMM ビットコイン
  • SBI VCトレード
  • ビットポイント

ビットコインとイーサリアムの購入方法について解説します。

  • 暗号資産取引所の口座開設
  • 口座へ日本円を入金
  • ETH(イーサ)の購入

ビットコインとイーサリアムの購入方法①:暗号資産取引所の口座開設

現在、国内の取引所ではその多くがビットコインとイーサリアムをとり扱っているため、自分に最適な取引所を選べばよいでしょう。手数料や、暗号資産サービス、取り扱い銘柄数などは異なるため、各取引所を比較しつつ、選定し、口座開設に必要な情報(メールアドレス、パスワード、身分証明書のアップロードや住所の確認)を入力し、口座開設を完了させましょう。

ビットコインとイーサリアムの購入方法②:口座へ日本円を入金

取引所に口座を開設したら、つぎに日本円を入金します。入金には、銀行振込やクレジットカードが利用できますが、入金方法は、各取引所によって異なります。入金手続きが完了すると、取引所の口座に資金が反映されます。

ビットコインとイーサリアムの購入方法③:暗号資産の購入

入金が完了したら販売所・取引所でビットコインとイーサリアムを購入することができます。購入する数量や価格を指定し、注文し、約定すると、ビットコインとイーサリアムが取引所ウォレットに反映されます。確認ができれば、完了です。

また、イーサリアムであれば、取引所のステーキングに回して運用することも、自分でDeFiにアクセスし、高い利回りで運用することも可能です。高い利回りに興味がある人は、ぜひステーキングにも挑戦してみてください。

まとめ:ビットコインとイーサリアムの特徴を理解し、投資を行うこと

ビットコイン購入

本記事では、ビットコインとイーサリアムの特徴と違いを比較表で紹介しました。ビットコインとイーサリアムは、それぞれ独自の特徴を持っています。ビットコインは、価値の交換や保存に便利で、イーサリアムはプラットフォームとしての利用が想定されています。

ビットコインとイーサリアムは、ともに暗号資産の代表格として知られていますが、どちらの暗号資産がおすすめかは、目的によって異なります。決済や価値の保存を目的とする場合は、ビットコインが適している一方、ブロックチェーン技術を使った新しいサービスを開発する目的の場合は、イーサリアムが適しているといえるでしょう。それぞれの特徴を理解し、自分の投資戦略に合わせて判断することが重要です。

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Ikkan Kawade
2020年よりBTC投資をはじめる。同時に、暗号資産ブログとSNSの運用を開始。DeFiでの資産運用・Play to Earnゲーム・国内NFTへの投資も積極的に行う。メタバースに深い関心があり、「メタバースへの移住」が目標。
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