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ぺぺコイン(PEPE)価格予測|85%高騰も調整局面間近か

5 mins

ヘッドライン

  • ぺぺコイン(PEPE)は6月下旬で85%高騰した
  • 価格上昇とアクティブ・アドレス減少が乖離しており、今後数週間で調整局面に入る可能性が高い
  • Token Age Consumedは2ヶ月ぶりの高水準となったが、これは多くのぺぺコイン保有者が利確したことを示唆する
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暗号資産(仮想通貨)ぺぺコイン(PEPE)に価格調整のシグナルが見られている。ぺぺコインは6月15日から7月4日にかけて、85%上昇した。オンチェーンデータによると、一部の初期投資家がぺぺコインの利確を始めている。

ぺぺコイン、調整局面間近か|初期投資家の利確目立つ

ぺぺコインは3日、Token Age Consumedと呼ばれる指標において稀に見る急騰を記録した。下のグラフは、同指標が3日、365兆まで急上昇したことを示している。

トークン価格高騰時におけるToken Age Consumedの急上昇は、多くの投資家が保有トークンを利確売りしていることを示唆する。過去にぺぺコインの同指標がこの水準まで上昇したのは5月19日だった。ぺぺコインは直後に調整局面に入り、30%下落した。このパターンが繰り返されるなら、ぺぺコインは今後数週間で再び調整に入ることが予想される。

6月25日以降のぺぺコイン価格とToken Age Consumed(Santiment

Token Age Consumedとは:
休眠期間の後、大量のトークン移動を示す数値だ。オンチェーン分析ツールを提供するサンチメントによると、一部の長期保有者の行動変化を示唆する場合が多く、コインの値動きに先行する傾向がある。

ぺぺコイン、アクティブ・アドレス減少|取引活動は鈍化の傾向

下のグラフに示すように、ぺぺコインは6月28日から4日にかけて16%上昇している。 しかし、ぺぺコインのアクティブ・アドレスは24%減少している。

価格の伸びと一方でアクティブ・アドレスの上昇が乖離状態にある場合、価格上昇は基本的な経済活動よりも市場の投機によって引き起こされていることが示唆される。オンチェーン上の取引活動が大幅に増加しない限り、ぺぺコインは今後数週間で再び後退する可能性がある。

6月25日以降のぺぺコイン価格とアクティブ・アドレス(Santiment

アクティブ・アドレスとは:
一定の期間内において、特定の暗号通貨取引(ウォレット間の送受信記録)を行ったアドレスの総数を表した指標。

ぺぺコイン価格予測:0.0000010ドルを下回る調整局面に入るか

ぺぺコインは今後数週間で、0.000001ドルを下回る調整局面に入る可能性が高い。最低価格0.000001ドルで136兆0900億PEPEを購入した1万3670人のトレーダーがサポートとなっている。しかしこの水準を下回った場合、直近の高騰は全戻しとなり、再び0.0000008ドルまで下落する可能性がある。

逆に、ぺぺコインの取引活動が増加する場合、0.000002ドルに向かう上昇の取引パターンが続く可能性がある。この場合、最高価格0.000002ドルで80兆900億PEPEを購入した3万5430人のトレーダーがプルバックを引き起こす可能性がある。0.000002ドルの上値支持線(レジスタンスライン)を突破した場合は、0.000003ドルに向かって強気トレンドが続くだろう。


2023年7月のぺぺコイン価格予測(IntoTheBlock

翻訳:BeInCrypto Japan
原文:What Next for PEPE Price After 85% Recovery?

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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