国内ベンチャーキャピタルファンド「スカイランドベンチャーズ」は12日までに、香港拠点のWeb3企業UniPro Technologyへの出資を行った。投資金額は非公開。UniPro Technologyは、BRC-20規格のトークンを保管・管理できる暗号資産ウォレット。ビットコインNFT(オーディナルズ)として取り扱うBRC-721規格のトークンにも対応し、多くのNFTユーザーが利用している。
UniSat Walletは操作性が高いインターフェースで、Google Chromeの拡張機能としても導入することができる。これに加えて、BRC20トークンの取引に特化した分散型取引所(DEX)「brc20-swap」を提供する他、独自のNFTマーケットプレイスも実装している。
ビットコインNFT(オーディナルズ)とは:
NFTをビットコインのブロックチェーン上に直接保存できる新技術オーディナルズ・プロトコル(Ordinals Protocol)を利用したもの。1BTCの1億分の1を示す最小単位サトシ(sats)に通し番号をつけ、個々のsatsへの画像・テキスト・音声などのコンテンツ追加を可能にした。なお、オーディナルズの新規発行を「インスクリプション(Inscription)」、新規発行されたデータは「デジタル・アーティファクト(Digital Artifacts)」と呼ぶ。
スカイランドベンチャーズとは
スカイランドベンチャーズは2012年に創設され、IT分野の国内スタートアップを中心に、これまで約150社へ投資を行ってきた。22年4月にはWeb3特化のシードファンド「SV4号ファンド」を組成し、23年4月に総額50億円の資金調達を完了。
7月には国内NFT企業Cool Connectと共同で、NFT特化の投資ファンド「Cool Japan NFT Fund」を設立。同月、CNP(CryptoNinja Partners)6体およびLLAC(Live Like A Cat)6体を購入した。8月には、ETF(上場投資信託)など既存のアセットクラスをトークン化するDeFiプロトコルCindexへの出資も実施している。
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