暗号資産取引所のBitMartは取引プラットフォームの運営を終了し、日曜日より計画的な段階的撤退を開始する。
この発表を受け、BitMart Token(BMX)は急落し、取引所トークンは過去24時間で2桁の下落となった。プラットフォームは利用者に対し、早急にポジションを閉じ資産を引き出すよう促している。
BitMart、完全閉鎖まで半年間の猶予設定
BitMartは、この決定について自社の事業見直し、市場環境、そして今後の戦略的方向性を理由として挙げている。
「BitMartは、取引プラットフォーム運営の計画的な撤退を開始するという困難な決断を下した。この決定を下さざるを得なかったことを深く遺憾に思う」と同社チームが表明した。
発表では段階的なスケジュールが示されている。プラットフォームは新規登録、入金および注文の受付を2026年7月26日1時30分(UTC)に停止した。
先物口座は7月26日にリデュースオンリー(縮小のみ可能)モードへ移行。現物取引も同日、新規注文の受付を終了した。
コピー取引、グリッド取引、API取引サービスは段階的に廃止される。Earn、ステーキング、レンディングおよびLaunchpad製品も個別のスケジュールで撤退される。
すべての現物、先物および関連取引は8月26日1時(UTC)で終了する。その後、プラットフォーム運営は2027年1月31日15時59分(UTC)をもって完全に停止となる。
取引所は、8月の期限までに利用者が本人確認とポジションの解消を完了させるよう求めている。また、2026年8月26日5時(UTC)までに出金申請を行うよう要請した。
BMX暴落、相次ぐ取引所閉鎖の影響
市場の反応は即座に現れた。BMXは日曜日に0.11016ドル付近で取引されており、1日で46.08%下落した。
この水準は、2024年6月5日に記録した過去最高値0.61905ドルから約82%下回る状況である。
今回の閉鎖は、BitMEXが9月23日に運営終了を告知した直後の発表となっている。2つの主要取引所が同じ週内に撤退を決めた格好。
BitMartの取引停止まで、利用者には1カ月の猶予が残されている。
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