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LINE、既存NFTサービスを終了し「DOSI」へ移行へ

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著者:
Shota Oba

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編集:
Shigeki Mori

15日 11月 2023年 21:30 JST
Trusted-確かな情報源
  • LINE Xenesisは24年1月5日、同社で展開する「LINE NFT」、「DOSI Wallet」などのNFT関連サービスを終了する
  • 同社のNFTサービスはLINE NEXTが同月10日より、新たなグローバルNFTプラットフォーム「DOSI」で展開する
  • リニューアル後の「DOSI」は、既存のウェブサービスに加え、新たなアプリの提供も見据えており、日本ユーザーには海外のNFT購入や国際取引の機会を提供する
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LINEの暗号資産(仮想通貨)事業を展開するLINE Xenesisは24年1月5日、同社で展開する「LINE NFT」、「DOSI Wallet」などのNFT関連サービスを終了する。同社のNFTサービスはLINE NEXTが同月10日より、新たなグローバルNFTプラットフォーム「DOSI」で展開する。

LINE NFT」と「DOSI Wallet」は、NFTの取引に特化したプラットフォームであり、22年4月から「LINE NFT」がサービスを開始。 「DOSI Wallet」は、22年9月に「DOSI」の専用ウォレットとしてサービスを開始し、月には日本の「LINE BITMAX Wallet」と統合し、現在の登録アカウント数は540万を超える。

移行には、Finschia基盤のサービス発行NFTも含まれ、特定の手続きを経て利用可能となる。 終了予定のサービスは以下の通り。

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  • NFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」
  • Finschia(旧LINE Blockchain)基盤のNFTウォレット「DOSI Wallet」
  • DOSIのメンバーシッププログラム「DOSI Citizen」
  • アバターアイテムの購入や売買が可能な「ACRZストア」
  • DOSIエンターテイメントNFTプラットフォーム「AVA」

リニューアル後の「DOSI」は、既存のウェブサービスに加え、新たなアプリの提供も見据えており、日本ユーザーには海外のNFT購入や国際取引の機会を提供する。運営主体はLINE XenesisからLINE NEXTへ移行する。

LINEの暗号資産事業のこれまで

LINEグループは2018年、「LINE Blockchain Lab」を設立。ブロックチェーン技術を用いたDApps開発や、P2Pネットワークを利用した分散システム、暗号化技術の研究に取り組んでいる。独自ブロックチェーンFinschiaの開発や、暗号通貨FINSCHIAの発行、暗号資産取引サービス「LINE BITMAX」、「LINE NFT」運営などのブロックチェーン事業を展開する。

同社は7日、LINE BITMAXにおいて、LINE Payが提供する「かざしてすぐ本人確認」の利用をスタートした。ユーザーはLINE BITMAXの口座開設などにおいて、マイナンバーカードを読み取むだけで本人確認ができる

同社は7月、暗号資産取引所Crypto.comと、暗号資産分野でのグローバルで新規ビジネスを開拓を目的とした、覚書を締結。同月6日には、LINE BITMAXで、PayPay(ペイペイ)マネーで仮想通貨取引を行うサービス「PayPay連携サービス」の提供開始していた。LINE NEXTは同月11日、セガと「GAME DOSI」のゲーム開発におけるライセンス許諾に関する覚書を締結している。

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