トラスティッド

米VanEck、24年の暗号資産の市場を予測|ソラナは時価総額3位に上昇か

4分
投稿者 Shota Oba
編集 Shigeki Mori

概要

  • 米資産運用会社ヴァンエック(VanEck)は7日、24年の暗号資産市場の予測レポートを公開した
  • 同社は24年に米国の景気後退の中、初の現物ビットコインETFが導入され、24億ドル以上が流入しビットコイン価格を支えると予想
  • ソラナは市場時価総額、TVL、ユーザー数でトップ3のブロックチェーンになると予測した
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米資産運用会社ヴァンエック(VanEck)は7日、24年の暗号資産市場の予測レポートを公開した。暗号資産の包括的な分野における見解が示された。

同社は24年に米国の景気後退の中、初の現物ビットコインETFが導入され、24億ドル以上が流入しビットコイン価格を支えると予想。ビットコインの4回目の半減期では、市場の混乱が最小限に留まり、半減期前後にはビットコイン価格は4万8000ドル以上に上昇する見込みとした。低コストマイナーには利益が期待され、24年第4四半期にはビットコイン価格が10万ドルに達するが到達すると予想した。これは英大手銀のスタンダートチャート銀と同様の見解だ

イーサリアムは24年にビットコインを上回らないが、テクノロジー株を上回る成績が期待されるとした。EIP-4844実装後、イーサリアムのレイヤー2がEVM(イーサリアム仮想マシン)互換プロトコルのTVLと取引量の大部分を占めると予想される。

NFT市場は活動が史上最高値に回復し、依然としてイーサリアムがリード、ビットコインがOrdinalsプロトコルを通じて勢いを増すとした。ETHからBTCへのNFT発行比率は3:1に変化すると予測した。

暗号資産取引所のセクターでは、バイナンスが現物取引の第1位の地位を失う見込みで、OKX、バイビット、コインベース、ビットゲットなどの競合他社がリーダーシップを争うと示唆。コインベースの先物市場の日次取引量は10億ドルを超える可能性があるとした。

ステーブルコイン市場は市場時価総額が史上最高200億ドルを超える見通しで、USDCが市場シェアを逆転するとした。これには新興レイヤー2チェーンの機関投資家による採用が一因する。

ソラナは時価総額3位の暗号通貨になる

分散型取引所(DEX)は現物取引市場シェアで史上最高値に達する見込みで、ソラナSOL)などの高速ブロックチェーンと自動取引を可能にするウォレットによって促進されるという。同社はさらに。ソラナは市場時価総額、TVL、ユーザー数でトップ3のブロックチェーンになると予測。オラクルPythを使用してチェーンリンク(LINK)のTVS(資産の総価値)を上回り、分散型金融(DeFi)のTVLが急増し、ソラナのETFへの関心が高まるとした。同社は10月にもソラナの強気の価格予測を公表しており、30年には3200ドルに到達するとしていた。

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国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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