イーサリアム、下落もネットワーク活動は過去最高

  • イーサリアムは3.5%下落したが、ネットワークの活動は依然堅調である。
  • イーサリアムのDEX市場シェアは、1月以降33%から42%に上昇した。
  • 取引所保有のイーサリアムは全体のわずか11%となり、蓄積傾向が示唆される。
プロモーション

イーサリアム(ETH)は直近24時間で3.5%下落し、約2047ドルまで値を下げた。トランプ米大統領のイランに関する発言を受け、暗号資産市場や株式、原油市場に広範な変動が広がったことが背景である。ただ、オンチェーン分析では短期的な価格の弱さとは対照的に基盤は強固であり、Santimentによればネットワーク活動は過去最高水準に達しているとされる。

最新ニュース速報をXでチェック

イーサリアム(ETH)価格推移
イーサリアム(ETH)価格推移 出典: BeInCrypto Markets

現在、1日あたりのアクティブアドレス数はおよそ78万8000。ネットワークには1日あたりおよそ25万5000の新規アドレスも加わっており、下落局面でもユーザーの流入は鈍化していない。

スポンサード
スポンサード
イーサリアムネットワークの成長
イーサリアムネットワークの成長 出典: X/Santiment

これらの数値は、エコシステム全体で堅調な利用が続いていることを示す。一方、競争状況にも変化が見られる。

Coin Bureauは指摘する。イーサリアムの分散型取引所(DEX)市場シェアは1月の33%から、レイヤー2(L2)ネットワークの成長を受けて3月には42%へ上昇した。

同時に、ソラナのDEX取引高は3月に555億5000万ドルまで落ち込み、2024年9月以来の最安値となった。

注目すべきは、取引所データも強気を示唆している点。価格下落でも保有者の信念は揺らいでいない。Glassnodeによると、中央集権型取引所に保管されているETHは現在約11%で、2020年6月の32%から大きく減少した。

取引所の準備金は2026年初めに大幅に減少。2022年から続くこの傾向はさらに強まっている。

「取引所のETHが減るほど、即時の売却圧力は弱まる。保有者は引き出して保管している。2,000ドルのETHでは、誰も売っていない。むしろ積み増している」とアナリストのレオン・ワイドマン氏は述べた

この動きが価格回復につながるかどうかは、米国とイスラエルによるイラン戦争の行方やリスク資産全体への波及効果など、広範なマクロ環境次第である。

YouTubeチャンネル登録はこちら 各分野のリーダーや記者が専門的なインサイトを提供


BeInCryptoの最新の暗号資産市場分析は、こちらをご覧ください

免責事項

当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

スポンサード
スポンサード